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2015月3月20日更新

「暑中見舞い」と「残暑見舞い」の違いは?

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暑中見舞いと残暑見舞いってよく聞きますが、どんな違いがあるのですか?(大学1年・男性)






「暑中見舞い」と「残暑見舞い」の違い


© Route16 - Fotolia.com


もうすぐ梅雨も明けて、太陽がまぶしい真夏がやってきますね。


EメールやSNSが普及する時代、皆さんは手書きではがきや手紙を送ることはありますか?


いつもお世話になっている方や、久しくご無沙汰をしている方へ。


EメールやSNSの方が手軽に相手の近況をうかがえたり、スピーディなやり取りができたりと大変便利ですが、たまにはアナログのコミュニケーションも良いものです。


はがきや手紙をいただくのは、またデジタルとは違い、嬉しいものです。


例えば、疲れて帰宅した自宅のポストに大切な人からはがきや手紙が入っていると、送り主の顔が思い出され、何ともいえない嬉しさがあり、返事を書きたくなってしまいます。


この夏の季節、誰でも一度は暑中見舞いや残暑見舞いの手紙やはがきをいただいたり、送ったりしたことがあると思いますが、暑中見舞いや残暑見舞いを送る際、暑中見舞いとした方がいいのか、残暑見舞いにした方がいいのか、迷ったことはありませんか。


今回はこの「暑中見舞い」と「残暑見舞い」それぞれの意味や、その違いについて解説したいと思います。知っておくと便利なマナーのひとつになるでしょう。




そもそも、なぜ日本では季節の挨拶をするの?



日本には季節ごとに挨拶状を送ったり、直接足を運んで挨拶をする習慣があります。


それは日本の四季が深く関わると言われています。日本には四季があり、一年の間に季節の移り変わりが四回訪れます。


季節の移り変わる節目に挨拶をするということは、日ごろお世話になっている方や、久しくお会いしていない方への近況の報告や、相手の健康や安否を気遣うためのコミュニケーションの一つの手段と言ってもよいでしょう。




「暑中見舞い」、「残暑見舞い」の「見舞い」とは?



「暑中見舞い」、「残暑見舞い」には、「見舞い」という言葉が語尾につきます。


「見舞う」、とはどのような意味があるのでしょうか。「見舞う」とは、訪問をすることを意味します。また、見回る、巡視するという意味を指すこともあります。「お見舞い」という言葉を病人の方の元へ足を運ぶ際に使いますが、この「お見舞い」も、相手の様子を訪ね、ねぎらうための行為です。


つまり、「暑中見舞い」「残暑見舞い」というのも、夏の季節に近況をうかがう為に相手を訪ね、ねぎらいをはかる行為を指したといえます。


出典:三省堂大辞林




暑中見舞いの「暑中」は、真夏の暑い期間を表す言葉



暑中見舞いの「暑中」とはいつの時期を表す言葉なのでしょうか。


暑中とは、真夏の季節を指します。特に夏の土用です。夏の土用とは、立秋前、7月20日頃からの8月8日頃までの約18日間の時期をいいます。


(立秋はその年によって異なります)


出典:三省堂大辞林




残暑見舞いの「残暑」は、残る暑さを表す言葉



残暑とは、読んで字のごとくですが、残る暑さのことです。


立秋から秋分までに残る暑さ、つまり8月8日頃から9月8日頃までの時期をいいます。


(立秋はその年によって異なります)


出典:三省堂大辞林




「暑中見舞い」と「残暑見舞い」、それぞれの最適な時期は?



では暑中見舞いの時期ですが、実はこれは諸説あります。先ほど解説した夏の土用、7月20日から立秋まで、二十四節気の小暑といわれる7月7日頃から立秋まで、また梅雨が明けてから等です。


一方で、残暑見舞いは立秋から8月いっぱい、または立秋から期間を限定しないという説もあります。





暑中見舞いと残暑見舞いの違いは?



このように、暑中は立秋前の真夏の見舞い、残暑は立秋以降の見舞い、ということになり、立秋を境にそれぞれの挨拶を使い分けると良いでしょう。


いかがでしたか。暑中見舞いと残暑見舞いの違い。どちらも、お世話になっている方をねぎらう「見舞い」という意味があります。


四季のある日本ならではの素敵な習わしですね。


上手に使い分けてスマートなコミュニケーションにチャレンジしてみてください。


さあ、今年の夏はペンを持って、お世話になったあの人へ、心のこもったメッセージを書いてみませんか?

2015年3月20日

written

by 美宙・みひ�%8


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