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2014月7月29日更新

古き良き日本文化 意外と知らない打ち水の効果

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夏もいよいよ本番ですね。街中でたまに「打ち水」を行っている人を見ますが、

あれってどんな効果があるんですか?

(大学2年生 男性)


京都を歩く浴衣の女性

© yo- - Fotolia.com

いよいよ梅雨も明ける時期になり、本格的な夏を迎える季節になります。

夏といえば、やはり気温の上昇に伴う暑さ。日本の夏の暑さは、風物詩でもありますが、熱中症やエアコンの効き過ぎで体調を崩す方も多くおられると思います。

「打ち水」という日本に昔から伝わる冷房効果、ご存知でしょうか。今回はこの「打ち水」の効果について解説します。

 

打ち水とは?



打ち水とは、玄関や庭先に水を撒き、涼しくなるための日本の昔からの風習です。

打ち水は茶の湯が広まった、戦国時代から桃山時代に生み出された習慣と言われています。

もともとは茶の湯の礼儀作法の一つとして打ち水が行われていました。

江戸時代に入ると一般化しますが、近代にはいると徐々にその姿はいったん消えます。

その代りに扇風機やエアコンなどの電化製品が普及し、窓を閉めた冷房対策が普及しました。

平成に入り、アスファルトや、ビルからの大気加熱、過剰な車や電化製品過剰な排熱現象により、

人間活動が原因で都市部の気温が上昇するヒートアイランド現象が問題下され、

その対策として、再び打ち水の効果に期待されています。

 

気温が下がる



打ち水を行うことで生じる最大の効果は、気温が下がることです。

地面に水をかけることで、水が蒸発するときに気化します。その気化するさいに地熱を吸収して蒸発します。

そのため、打ち水をすることによって、涼しくなります。

検証データによると、打ち水を行うことで、1度~2度の気温低下がみられたと言われています。

出典:http://www.mlit.go.jp/common/000167262.pdf

 

風を産み出す



打ち水はそよ風を生むとも言われています。

打ち水をしたところから打ち水をしていないところへそよ風が流れます。

 

埃を抑える



ありとあらゆるところで待っている埃。打ち水には埃を抑える効果もあります。

道路やアスファルトの埃、土埃なども抑えてくれます。

玄関先に打ち水をすると、気温も下がり、埃も抑えられるので一石二鳥ですね。

 

感覚的効果あり?



打ち水には五感に訴える効果もあります。

夏に蜩の鳴く音や、風鈴、かき氷の暖簾などを見て、なんとなく涼しげに感じることはありませんか。

打ち水も同様に、水に触れることで、五感として涼しさを感じられる一つの行為と感じる方も多くいらっしゃることでしょう。

 

打ち水を効果的に行うコツ



気温が下がっている朝か、気温が下がった夕方以降に行うのが最適です。

日中の気温が上昇している時間帯の打ち水は、すぐに水が蒸発してしまうため、湿度を上げあげることになってしまいます。

ポイントは、水がゆっくりと蒸発するような場所、日陰などへの打ち水は、

日当たりが良い場所への打ち水よりも蒸発するのに時間がかかりますので、有効的です。

また植物は気温を下げる仕組みをもともともっています。

植物への打ち水は路面に対して行う打ち水よりも効果的だと考えられています。

 

間もなく夏本番。

暑い毎日が続きますが、玄関周り、ベランダ、自宅前の路面、壁などに打ち水を試してみてはいかがでしょうか。

きっと夏ならではの暑さと共に、涼を味わえる素敵な夏になることでしょう。

 

出典: http://uchimizu.jp/faq/  http://xn--fdkc8h2a2763ftnyatmb.com/3611.html

 

2014年7月29日

written

by 美宙・みひ�%8


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