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2014月8月4日更新

冷房が辛いあなたに!夏の冷え性対策

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学校の冷房がよく効くので寒すぎて困っています。何かいい対策法ってありませんか?(大学2年生・女性)


エアコン暖房も適温で(21度)

© promolink - Fotolia.com

 

夏、暑い外から屋内に入ると、今度は肌寒く、あっという間に手足が冷えてしまう―――
冷え性にとって、空調対策に気を遣う夏は、冬とは違った頭の悩ませ方をする季節かもしれません。
そこで冷房が辛いあなたへ、夏の冷え性対策をお送りします。
 

冷え性について



夏特有の冷え性対策の前に、少しだけ、冷え性についてのお話を。

一般に冷え性と呼ばれる症状は、体全体には寒さを感じないのに、手足などの末端を冷たいと感じる状態で、血行障害(血行不良)が原因です。

この血行障害には様々な要因があり、ホルモンや自律神経のバランスの乱れが主な原因だと言われています。

そのため、冷え性を治すには、自律神経のバランスを整えるのが、もっとも根本的な対策。とはいえ、それはなかなか難しいですよね。

そこで重要なのが、血行不良を改善するためのストレッチ。一時的にせよ、血流の改善は図れますし、習慣化することで冷え性自体が改善する場合もあります。

また、東洋医学の観点から、ショウガやネギなど体を温めると言われる食材をとることで、冷えの改善を図るのも一般的です。
 

食べ物、飲み物に注意



夏になると、冷たい食べ物が美味しいですよね。

そうめん、冷やし中華、かき氷にアイスキャンディー、スイカも外せません。

ですが、冷たいものを食べれば、体は冷えます。しかも内臓が冷えるのです。冷やされた内臓は機能が低下します。

そうなると、生命維持に必要な内臓を守るため、温かい血液が内臓周辺に集められ、手足に送られる血液が減って、血行不良に陥ります。

当然、手足は冷えます。食べたものの冷たさ以上に、手足は冷えやすくなってしまうのです。

冷えを気にしているんだから、そうそう冷たい食べ物や飲み物は口にしないという方も、夏野菜など、体を冷やすと言われる食べ物には注意しましょう。

旬のものだけあって、夏を乗り切るのに必要な栄養素満点ですから、積極的に食べた方がいいものではありますが、水分の豊富な食材が多いだけに、取り過ぎると内臓が弱る原因になってしまいます。

これらのものを食べるときは、温かいものや、体を温めると言われる食材を同時にとるようにしましょう。

 

服装からも対策を



さて、暖房の23度と冷房の23度、どちらも同じ温度のはずなのに、どうしてこんなにも体感温度が違うのでしょう?

外気温との温度差?湿度の問題?

もちろん原因はいろいろありますが、ひとつ、ごくごく単純ながら、あまり注目されない理由があります。

それはあなた自身の服装です。

同じ23度の中に居ても、シャツにセーターならば暖かく、Tシャツのみなら肌寒い―――至極当たり前ですが、見落としがちな事実です。

湿度が低いほど下がる体感温度は、除湿の効いた冷房環境だと20度を下回ることも。

東京で言えば、20度弱は4月の平均気温。そこに8月の服装でいれば、冷えて当然です。どんなに体の中から暖めたり、血行を良くする努力をしても、体表面が冷やされれば熱は奪われ、中でも手や足など、末端部分は冷たくなってしまいます。

冷房の効いた室内に入ったら、意識的に体温調節をはかりましょう。カーディガンやストールなどを羽織る、膝掛けをかけるなど、具体的な対策は冬とそれほど変わりませんが、夏特有の注意点が一つ。

汗はできるだけしっかりと拭くこと。汗は気化することで体温を下げるものですが、冷房によって、かいた汗が冷えてしまうと、体温が「下がる」どころでは済みません。汗で濡れた服が冷えると、最悪の場合、保冷剤を着ているような状態に。

暑い屋外から冷房の効いた場所に入ったら、しっかりと汗を拭き、1枚羽織ること。可能であれば、汗を吸った服は着替えてしまうのがベストです。

 

冷えたと感じたら



突然ですが、熱中症の応急処置をご存じでしょうか。

まずはスポーツドリンクなどを摂取し、脇の下や脚の付け根、首筋など、体の表面近くに太い血管が通っている部分を、保冷剤などで冷やすのが基本です。

失われた水分やミネラルを補給し、体を循環する血液を冷やすことで体温を下げるのが目的です。

これが冷えと何の関係があるのか?循環する血液が冷えることで体温が下がるなら、逆もまたしかり。

太い血管の通っている部分を暖めれば、その先にあたる末端の冷えは緩和します。

手が冷たいと感じたら、脇の下や肘の内側を、脚が冷たいと感じたら、脚の付け根の前側(股関節)や膝の裏側を暖めると、じわりと末端が温かくなります。

このとき、それ以上、体の表面温度が下がらないように膝掛けや上着を掛けましょう。

カイロなどがあれば確実ですが、温かい缶飲料などでも十分です。

もちろん、冷えのそもそもの原因は血行不良なので、足首や指先などを意識して動かし、ストレッチすると、効果はより出やすくなります。

1枚羽織って、見えにくい部分を暖めるだけなので、人目を気にする必要もありません。

 

 

夏の冷え対策は、冷房の中で体感温度をいかに下げないかが大切です。

体感温度が下がれば、手足は真っ先に冷えてしまう場所。季節は夏ですが、冷房の効いた屋内の体感温度は、夏のそれではありません。

服装、食生活ともに、体が感じている環境は、夏でありながら夏ではないことを頭の片隅に留め置いて、上手に冷房対策をしましょう。

2014年8月4日

written

by かずえ詠香


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