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2014月8月24日更新

入国警備官の仕事・給与・就職方法まとめ

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「入国警備官」という職業があると知りました。国家公務員となりたいのですが、こちらはどんなお仕事なのでしょうか?(大学2年生 男性)


 

警備員

© Paylessimages - Fotolia.com

「入国警備官」と聞いてどんな職業かピンとくる人はどれだけいるでしょうか?
なんだかカッコいい響きのする入国警備官ですが、果たしてどんな仕事なのでしょうか。
「入国審査官」とは違うのか?給与はどの程度なのか?就職するには?
そういった疑問について、まとめてお答えしていきます。

 

入国警備官とは



入国警備官とは法務省の入国管理局に所属する国家公務員で、海外から日本に訪れる外国人や日本に滞在している外国人を管理し、
不法入国者や不法滞在者、外国人犯罪者を取り締まるのが仕事です。

具体的には、自らの調査で得た情報や一般の人から提供された情報に基づいて、
「出入国管理及び難民認定法(通称「入管法」)」に違反している疑いのある外国人を調査する「違反調査」、
裁判所の許可を取って捜索や押収を行い、入管法に違反していることが発覚した場合には身柄を拘束する「摘発」、
拘束した外国人や出頭してきた外国人を地方入国管理局に設置されている収容施設に収容し、施設の警備や監視を行う「収容」、
退去強制令書が発付された外国人を空港まで護送してその国籍国まで送り返す「送還」の4つが主な職務になります。

入国警備官によって退去強制手続が執られた外国人は,2013年には1万1,428人になりますが、
未だに国内には不法残留の外国人が5万9千人に上るとされており、入国警備官の重要性は高いと言えます。

 

入国審査官との違い



「入国警備官」と似たような名前をした「入国審査官」という職業があります。
こちらも入国警備官と同じく法務省入国管理局に属する公務員ですが、入国審査官は主に日本の出入国審査の業務を担当しています。
外国人が日本へ入国する際に、パスポートやビザと合わせて入国の目的をチェックして入国の可否や在留期間を決めます。

また、入国警備官と協力して不法入国や不法残留をしている外国人の調査を行うこともあります。

 

入国警備官の給与



入国警備官は勤務時間が不規則になりやすい上、業務遂行に危険を伴うこともあるため、給料は一般の公務員より高水準の「公安職俸給表(一)」が適用されます。
この額に地域手当・扶養手当・住居手当・通勤手当・期末手当&勤勉手当(ボーナス)・超過勤務手当・深夜勤務手当といった各種手当を加えた金額が入国警備官の最終的な給料となります。

 

入国警備官の就職方法



入国警備官になるには法務省の入国警備官採用試験を受験し、合格する必要があります。
受験資格は、「その年の4月1日において高等学校又は中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して5年を経過していない者、
及び翌年3月までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者」で学歴等の制限はありません。

また平成24年度から新設された社会人区分も、年齢制限をクリアすれば受験することができます。
ただし、日本国籍を有していない人や、国家公務員法の規定によって国家公務員になることができない人は受験することができません。

試験の内容は基礎能力試験(選択式の筆記試験)と作文試験からなる1次試験と人物試験(面接)・身体検査・身体測定・体力検査からなる2次試験に分かれています。

入国警備官の採用数は毎年30~40人程度とあまり多くはなく、倍率は30倍程で合格率は3%程度となっており、
社会人枠ともなると合格率はまさかの0.4%、倍率は220倍以上という相当難関な試験と言えます。

 

以上、入国警備官という職業について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
普段あまり馴染みがないかもしれませんが、日本の安全を守るために日夜活躍しています。
もし興味を持ったなら、他の国家公務員について調べてみるのも面白いかもしれませんよ。

2014年8月24日

written

by 野吉


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