現在17271個の困ったを解決できます!

2014月8月17日更新

難易度別・公務員の種類一覧

3129 views

将来の職業として、地位の安定した公務員を考えています。ただ一口に公務員といっても様々で、どのような職業があるのか教えて下さい!

(大学2年生 男性)


 

契約に署名する弁護士

© Iurii Sokolov - Fotolia.com

みなさんは、「公務員」という職業を聞いて何を連想しますか?
おそらく、「試験にさえ受かればあとは楽で安定した仕事」。
「市役所や区役所の窓口にいる、なんだか暇そうな人」を連想した方が多いかと思います。

しかしそれは公務員という職業の、あくまでもイメージに過ぎません。
一口に公務員といっても「国家公務員」、「地方公務員」、「専門職」、「教師」、「警察官」、「消防士」などなど、様々な職業が存在します。

今回は大まかにではありますが、代表的な公務員の職種一覧とそれぞれの難易度を紹介していこうと思います。

 

1.国家公務員Ⅰ種



公務員の中でも特に華やかなイメージがある、国家公務員Ⅰ種。
中央の官庁や国の出先機関などで業務を行い、将来は各省庁の幹部候補になれる、いわゆるエリート。かなり人気の職種です。

ゆくゆくは省庁の幹部、つまりは国のトップを担う立場。それだけに仕事をする上ではあらゆる知識が必要です。
よって試験の科目も多岐に渡るうえ、難易度もかなり高くなります。

一次試験と二次試験で二度の筆記試験があり、二次試験では更に面接や人物像を問う試験があります。
イメージと比例して、合格するにはかなりの努力が必要になる職種です。

 

2.国家公務員Ⅱ種・地方上級



各地方団体の将来の幹部候補を採用するための試験が、国家公務員Ⅱ種と地方上級職の試験です。
試験の前提として、大学卒業程度の学力が求められます。
国家公務員Ⅱ種は国に、地方上級職は各都道府県に所属することになります。
国と各都道府県によって試験の科目は当然異なります。
ただし一次試験で筆記試験と論文試験、二次試験で面接試験ほか適性試験、という一定の傾向はあります。

難易度は自治体やその年によって異なるので、それぞれの自治体や人事院のホームページなどで詳細を調べることをお勧めします。

 

3.国家公務員Ⅲ種・地方初級



国家公務員Ⅲ種・地方初級職と、ともに高校卒業程度の学力が求められる試験です。
国家公務員Ⅲ種はⅠ種・Ⅱ種と同様、各省庁の出先機関で勤務します。
地方初級職は各地方自治体ごとに取り決められた試験を受け、合格すればその自治体で勤務することになります。
ともに採用区分、地方自治体によって合格基準が違います。

 

4.外務専門職



外務専門職とは、文字通り外務省で国交についての業務に携わる公務員です。
外国語はもちろん国際情勢、憲法や国際法、条約などあらゆる知識に精通していなければなりません。
難易度・倍率ともにかなり高いものになっています。

外国語の会話試験や国際法試験など、科目も特殊なものが多くあります。

 

5.警察官(国家・地方)



警察官には、警視庁に所属する国家公務員と、各地方自治体に所属する地方公務員の二種類が存在します。
人命に関わる業務をしなければいけない以上、審査は厳しいものになっています。
筆記試験と面接試験だけではなく身体検査と適性検査、体力検査に合格しなければいけません。
特に適性検査と身体検査は一次・二次試験の二度に渡って行われます。

身長・体重・視力なども一定の基準が定められています。

 

6.消防士



消防士は各地方自治体に所属し、災害時に人命救助などを行う地方公務員です。
教養試験、身体的試験などがありますが、地方自治体ごとに試験の難易度は異なります。
この職種も人命に関わる以上、地方自治体ごとに身長・体重・視力、年齢制限など一定の基準が定められています。

 

7.技術系公務員



技術系公務員は一般的な事務を行う公務員とは大きく異なります。
土木・建築・電気・農学など、その人の持つ専門技術を用いて業務を行う公務員です。
国家公務員Ⅰ種、国家公務員Ⅱ種、各都道府県において、それぞれの専門技術や知識を問う試験を受けることになります。
難易度は所属や各自治体によって異なります。

合格すれば、自分の持っている技能を生かせる職種です。

 

8.保育士



保育士採用試験は大きく二つに分かれています。
一つは、公立認可保育園に採用されるための「公務員試験」。
二つめは、私立保育所の採用試験です。

保育士になるためには保育士資格を所有した上で、この二つに合格し、採用されなければなりません。
まず保育士資格を持っていることが前提で、適性検査や身体検査が行われます。
基準は厳しいものの、大事な子どもを預かる職業であることを考えればやむを得ないことかもしれません。

 

9.教員



教員採用試験は、大きく二つに分かれます。
各地方の教育委員会が行う公立の教員採用試験と、私立の学校が独自に行う採用試験です。
小・中・高等学校、公立と私立、また地方自治体ごとに試験の内容は異なってきます。

主に筆記試験と論文試験、面接試験に加えて科目ごとに実技試験が行われます。

合格率や難易度はそれぞれの教育委員会ごとに全く異なります。
しかし保育士採用試験同様、子どもの教育を担う点から、決して簡単なものではないと言えます。

 

10.裁判所事務官



裁判所事務官とは文字通り、各裁判所で事務を行う仕事です。
難易度と年齢制限からⅠ種、Ⅱ種、Ⅲ種に分かれます。

裁判官ではなくあくまでも総務や経理、人事などの事務を担当する仕事です。
ただし、法律の知識がなければもちろん満足に勤務することはできません。難易度は決して低くない職種です。

 

11.国税専門官



国税庁で採用される、かなり難易度と専門性の高い職種です。
国税の調査、徴収など様々な独自の業務を行うため、国税庁独自の試験に合格する必要があります。

年齢制限、試験科目数ともにかなり厳しい基準をクリアしなければなりません。

 

12.労働基準監督官



労働基準法に基づき、企業を審査する監督官です。
労働関連の法律に精通していなければこの職種に就くことはできません。
よって、年齢制限・試験内容・難易度、ともに比較的厳しいものになっています。

法律系と工業系の二つの職種があり、試験内容も異なります。

 

以上が代表的な公務員の職種一覧とその難易度です。
他にも衆議院・参議院の事務官、自衛隊員など、公務員と一口に言っても想像以上に多くの職種が存在します。
また、法律に基づいて業務を行う以上、その試験の難易度はみなさんが想像しているより厳しいものです。

今回紹介したのは、数ある職種や試験の中のほんの一部に過ぎません。

この中に、心惹かれる職業はありましたか?

人事院や地方自治体、各省庁のホームページやパンフレットは簡単に閲覧できます。
興味のある職長の業務内容や試験などについては、先に述べたものを使って詳しく調べることをおすすめします。

2014年8月17日

written

by 赤吉辰樹


同じカテゴリの記事をもっとみる

ライター

WRITERライター情報

RANKING

就活・キャリア記事ランキング

pagetop