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2014月8月24日更新

弁理士とは?気になる仕事内容・年収・試験難易度まとめ

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最近知った職業なのですが、「弁理士」って、どんな仕事なんでしょうか?仕事内容や、試験の難易度など教えてください!(大学3年生 男性)


 

ビジネスイメージ-ミーティング

© takasu - Fotolia.com

 

「弁理士」という職業を知っていますか?

”弁護士”とは名前も仕事も似て非なる弁理士ですが、
その気になる仕事内容と年収、試験についてまとめてみました。

 

弁理士の仕事内容



弁理士は特許や実用新案、意匠、商標といった知的財産の権利化をする際のサポートを行うのが主な業務です。
権利化のための手続きはとても複雑な上専門的な知識が必要なため、弁理士に依頼するのが一般的になっています。
加えて他人が類似品を作れないようなビジネスで使える強い権利に育てるのも弁理士の役割です。

さらに知的財産は出願すれば必ず登録される訳ではなく、特許庁の審査官の審査を経る必要があります。
審査官は出願されたものについて、過去に似た内容の出願が無かったか、特許に値するものかどうかを審査します。

問題無ければそのまま権利を取得することができますが、却下される場合は拒絶理由通知という通知が出されます。
拒絶理由通知が出された場合、弁理士はその拒絶理由を解消するべく専門的な検討をした上で、
意見書や補正書といった書類を作成して、審査が通るように努力しなければなりません。

そして知的財産権は世界各国で法律が異なるので、
日本で取得した権利は日本国内でのみ有効となり、海外には及びません。

そのため海外で商品を製造したり商標を使って商売をするためには、
その国で対応する知的財産権の申請を行う必要があり、弁理士には外国語のスキルも求められます。

 

 弁理士の年収



弁理士の平均年収は760万円となっていますが、
弁理士の給与は勤務先や経験、勤続年数によって大きく変わってきます。

ほとんどの事務所では弁理士や実務担当者の給与を実績主義で決めており、
弁理士の能力や経歴によっては1000万円以上を稼ぐ人も少なくありません。

企業の中で活躍する弁理士の場合はその企業の給与体系に沿った給料に加えて、
資格手当てとしての特別報酬が約5万~10万円程つくことが多いようです。

 

 弁理士試験



弁理士になるための弁理士試験は、年齢、学歴、国籍といった制限は一切なしに誰でも受験できます。
しかしその難易度は司法試験に次ぐと言われており、合格率は例年10%程度と厳しいものになっています。

試験内容はマークシート方式の短答式筆記試験、必須科目と選択科目からなる論文式筆記試験、
面接方式の口述試験の三段階に分かれており、それぞれの試験を合格しなければ次に進むことができません。

ただし過去に試験に合格した場合や特定の資格や学位を取得している場合、
特許庁において審判又は審査の事務に5年以上従事していた場合は一部の科目が免除される制度もあります。

平成25年度の弁理士試験最終合格者の平均受験回数は4.8回、平均年齢は38.9歳であることからも分かるように、
何年もかけて合格を目指す人が多いと言えます。

受験を考える場合は長期戦を覚悟した方がよさそうです。

ちなみに弁理士試験を受けなくても、弁理士になる方法があったりします。

弁護士の資格を取得するか、あるいは特許庁において、通算7年以上審判官または審査官として、
審判または審査の事務に従事することで弁理士になる権利を得ることができます。

しかし初めから弁理士を目標としているのであれば、弁理士試験の合格を目指す方が結局は近道になります。

 

以上、知的財産権のスペシャリストである弁理士について紹介してきました。
独立開業した弁理士の中には年収が2000万や3000万を超える人もいるらしいので、
難しい試験を乗り越えてでも目指す価値はあるかもしれませんよ?

 

2014年8月24日

written

by 野吉


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