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2014月6月12日更新

何かの「職種」や「職業」につくために生きているわけではない。

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就活の際の方向性を決めたくて、色々な職種を調べましたが、いまいちピンときません。そんな時はどうやって進路を決めていったらいいのでしょうか?就活も近いので、大きな方向性も決まっていない自分に焦っています。(大学3年生・男性)



やりたいことって「職種」のことではない。



「やりたいことがない」という学生さんが多いことは
以前のコラムにも書きましたが、私の印象では、
「やりたいこと=職種」と考えている方が多いように感じています。



 

確かに求人票を検索するにも、
仕事関連の書籍を見ても
職種ごとになっているケースも多いとは思います。


ただ私は、人は何かの「職種」になるために
生きているわけではないと思います。




「やりたいこと」の呪縛から逃れよう



「やりたいことをやることができる」


とても幸せなことだと思います。
自分が今、「やっていること」が心から「やりたくて」
「やれていること」は素敵なことだと思います。



 

ただ「やりたいこと」が見つからない不安や
今「やっていること」が「やりたいことなのかどうか」
とても悩んでしまう方、いらっしゃいませんか?



 

「やりたいこと」を見つけなければならないという呪縛や
「やりたいこと」をやらないと幸せになれないという思い込みが、


より自分自身を苦しめたりします。




夢の先、やりたいことの源にあるもの



私は、小学校や中学校で「夢のワーク」という
夢を絵に描いてもらい、共有してもらう授業を行っていますが、
子どもたちが描く「夢」の絵は、職種を遥かに超えます。



 

たとえばある子どもは、
大きなビルが立ち並ぶ道沿いに、米粒みたいな人が
無数に行列をつくっている絵を描きました。


これは何を描いたの?と聴くと、
「僕がつくったゲームの発売日に、たくさんの人が
行列をつくっている絵」と答えました。


彼の中ではゲームクリエイターになりたいのではなく
自分がつくったゲームが発売前から評判になり
行列をつくるほどの状態を描いているのです。



 

ある子どもが描いた絵は、
ベッドに寝ている方と一緒に写真を撮っている絵と
玄関先で花束を渡して送り出している絵を描いてくれました。


「看護師になって患者さんの退院の日に
写真を撮ったり、花束を渡している絵です」と。



 

看護師になることの先に、患者さんとの触れ合いや
その患者さんが完治して退院するところまで
彼女の中では描けているのです。



 

夢の先にあることや、実現したい源には、
誰かを喜ばせたり、誰かの役に立ちたかったり、
働くということの本質的な部分がたくさん詰まっています。



 

 自分の未来に実現したい世界



人は「何か」や「職種」になるために生きているのではなく、
心から自分が望むこと、実現したいこと、願いを持ちながら
生きていくこと自体が大切なことだと私は考えています。



 

私自身もそうです。
「キャリアカウンセラーがやりたい」 ということよりも、
今は自分の実現したいことのために、
この仕事を選択しているということです。



 

究極を言えば、自分の実現したいことをやるために、
他に手段や自分にできることがあれば、
「キャリアカウンセラー」という仕事の枠を超えて
いろいろなことをやりたいと思います。



 

ちなみに私の実現したいことは
「この世界に生まれてきた子どもたちに
生きること・働くことの喜びを伝えたい」 です。



 

そのためには、キャリアカウンセリングもするし、
こうやってコラムを書いたりすることもあります。


皆さんも、きっと自分が心から望むことや、
実現したいこと、大きな視点や広い視野で考えてほしい。


それは、今はまだ世の中にない職種や仕事かも知れない。



 

やりたいことが見つからないと思うとき、
それはただ自分がやりたいことに当てはまる
職種がないだけのことかも知れないのです。



 

そのくらい、みなさんの心からやりたいことは、
大きくて広いものなのかも知れません。



 

2014年6月12日

written

by 齋藤めぐみ


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