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2014月8月29日更新

趣味を読書にしたい人が気軽で楽しく始められる5冊の本

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読書を趣味にしようと考えているのですが、気軽に読める本はありませんか?

(大学1年生 男性)


お盆を過ぎ、まだまだ暑いといっても暦の上ではそろそろ秋になります。
秋と言えばそう、読書の秋。

読書を始めたいと思って書店や図書館に行っても、何を読めばいいかわからず帰ってきてしまった。
面白そうな本だと思って読み始めたけれど、内容が難しくて途中で諦めてしまった。

そんな経験はありませんか?
どんな趣味であれ、楽しめなければ意味がありません。

好きな本を好きな時に読むのが一番です。
ですが、世の中にはあまりにも多くの本があります。
どれを選べば良いかわからない、そんな方も多いと思います。

今回は、筆者が選ぶ「最初の本」に最適な本を5冊紹介します。

 

1.アニメ化もされた、怪異と美少女だらけのライトノベル!西尾維新「化物語」



 

出典:Amazon

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最初にオススメするのは西尾維新の「化物語」です。
シリーズがアニメ化されていることで知っている方も多いのではないでしょうか。

主人公・阿良々木暦はゴールデンウィークの後、
階段から落ちてきた同じクラスの美少女・戦場ヶ原ひたぎを受け止めます。

しかし彼女には、およそ「重さ」と言えるものが全く存在しませんでした。
そこから、阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎの交流が始まります。

と、書くと一見普通のライトノベルのようですが、一筋縄ではいきません。
深層の令嬢という猫を被った戦場ヶ原ひたぎだけではなく、
正常のようで異常な眼鏡の委員長・羽川翼、体育会系ストーカー神原駿河など。

とにかく一癖も二癖もあるヒロインたちに、詐欺師や陰陽師、
そして本作のキーワードである「怪異」が独特の言葉遊びと共に紙面狭しと大暴れ。

アニメも独特の演出がなされて一見の価値があるので、
アニメから入ってみるのもいいかもしれません。

 

2.下北沢を舞台に、弱小劇団が織りなす人間ドラマ!石田衣良「下北サンデーズ」



出典:Amazon

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2006年に上戸彩主演でドラマ化もされた一冊。
下北沢で活動する弱小劇団、「下北サンデーズ」のある日の公演に感銘を受け、
大学進学と共に入団した主人公・里中ゆいか。

個性豊かな劇団メンバーと共に公演を重ねながら、
下北沢の小劇場界を上り詰めてゆく下北サンデーズ。
その中で起こる里中ゆいかの成長や劇団員それぞれの夢、青春について描いた作品です。

見所は劇団がどんどん成長していく過程での、劇団員の関係や心情についての描写にあります。
リアルな小劇場演劇の世界での悲喜こもごもと、
その中で変わっていくそれぞれの登場人物が魅力的な作品です。

 

3.少女の少女による少女のための青春物語!桜庭一樹「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」



出典:Amazon

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主人公の山田なぎさは、母と兄との三人の生活を支えるために早く大人になりたいと思う中学生。
片田舎に住むなぎさの中学校に、有名な歌手の娘である海野藻屑が転校してきます。

藻屑は自分が人魚であると自称する風変わりな少女ですが、
そんな彼女となぎさはお互いの秘密を知り、親交を深めていきます。

ショッキングな展開で、桜庭一樹が一躍有名になったこの作品。
読みやすいのに衝撃的で、けれど切なくて懐かしくもある少女たちの青春が鮮やかに描かれています。

 

4.殺人鬼が語り部を務める異色ミステリ!殊能雅之「ハサミ男」



出典;Amazon

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主人公が連続殺人の犯人「ハサミ男」で、
たまたま居合わせた自分の模倣犯を追いかけるという異色のこの作品。

多重人格の殺人鬼が、淡々と事件を紐解いていきます。
見所はハサミ男の語り口と、思わずお腹が減る食べ物についての描写。

主人公は完全なリアリストで、
被害者の周囲の人物が悲嘆に暮れているのを否定も肯定もせず機械的に受け入れます。
にもかかわらず食事シーンでは人間的に料理について自分の感想を述べており、
そのギャップによる不気味さが現れています。

ラストのどんでん返しも含めて、ミステリの入門編にはうってつけの一冊です。

 

5.文豪の名作も読んでみよう!夏目漱石「こころ」



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教科書に一部が載っていたという方もいるはず。最後にオススメするのは、
巨匠・夏目漱石の代表作「こころ」です。
海水浴に行った主人公は、「先生」と呼ぶ一人の男性と交流を始めます。

「しかし君、恋は罪悪ですよ。わかっていますか」
このような、主人公の心にぐさりと刺さる一言を時折口にする先生に、
主人公は惹かれていきます。

第一章で主人公は先生と出会い、第二章で病気を患った父の元へ帰ります。
そこに、先生からの手紙が届きます。

手紙の内容は、先生の遺書。最後の章はそのまま遺書の中身が描かれており、
先生の謎に満ちた過去が明らかになります。

かつて、やるせない青春を過ごした先生。現在、先生を慕う主人公。
彼らの交流を通して人間のエゴイズムを描いた作品です。

筆者オススメの5冊について書きましたが、興味のある本は見つかりましたか?
もし「読みたい!」と思ったら、ぜひ手にとって読んでみてください。

今回挙げた本はすべて、図書館などに置いてあります。
映像化されているものに関しては、そちらから入ってみるのも有効な手段の一つです。

何の本をどのように読むかは、完全に個人の自由です。
お気に入りの一冊を見つけて、素敵な読書の秋を過ごしてみてください!

 

2014年8月29日

written

by 赤吉辰樹


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