現在17271個の困ったを解決できます!

2015月10月14日更新

日本とはこんなに違う!?海外の職場実態

3701 views

海外のほうが雇用状況がいい気がするのですが私だけでしょうか。(大学2年生・女性)


グローバルウェーブの押し寄せる昨今、海外へ就職する人も増えてきています。
自分も、海外へ就職できたら…なんて考えることはありませんか?
想像だけならカッコよく感じる海外でのワークライフですが、勝手の違う国の企業で働く、ということに戸惑いが出てくるのも本音ですね。
海外の企業での職場実態とは、どんな感じなのでしょうか。


画像出典:business-peoples.com




日本と海外、休暇はどちらが多い?



欧米では概ね、どんなに忙しくても休暇はきっちりとる!というのが、常識のようです。
日本では、繁忙期なんかに休みをとるなんて、なかなか勇気のいることです。
私自身も日本の会社で働いていた頃は、月に休みは4回あるかないかでした。
もちろん労働基準法というものがありますから、休みは取った方がいいのですが、難しい現実もあります。


ところで日本のサラリーマンの夏休みは、平均7.2日と言われています。
私の周囲では、恐らく3連休から5連休がいいところだと思っています。
欧米ではどのくらい休暇の差があるのでしょうか。国によって違いがありますが、最低2週間からだそうです。


アメリカでは、州によって違いがあり、仕事の内容や立場によっても差が出ます。
ヨーロッパよりも短めの1週間から2週間のようです。ただし、アメリカ人でも大学などに勤める人の休暇はこの限りではないようです。


アジア地域、とりわけ中国や韓国などは夏休みというよりも、旧正月が中秋節にお休みを長くとるというのが一般的です。
こうしてみると、日本人も夏休みは平均的のようですが、夏季の有給休暇となると、世界の20カ国(先進国)の中では、最低水準のようです。
トップはフランス、スペイン、ブラジルと連なりますが、なんと30日にも及ぶようです。






夏季休暇の過ごし方



欧米では、別荘に行くことも多いようです。
特にヨーロッパでは、週末用のマンションや別荘を持っている人が多いので、そこで夏休みを過ごしたりするようです。
アメリカでは、タイムシェアというリゾート地の別荘を複数人で借りて、期間を決め、その別荘をシェアするというスタイルがあります。
海外旅行に行くのは、そう一般的ではないようですね。





海外の見方は、すぐに謝罪する日本人



日本人は、何かと「すみません」「失礼しました」「申し訳ございません」などと、
顧客や上司、果ては家庭でもすぐに謝るのが普通ですが、
中国では違うようです。すぐに謝るのは良くないという風潮があるようで、
まず自分は悪くない、というスタンスでいい訳が先に出てくるのだそうです。
それもちょっと困ってしまいます。


画像出典:http://free-pictograms.com


以前はアメリカでも、すぐには謝らない風潮がありましたが、最近はそんなこともなくなっているようです。
日本人は、すぐに謝るし謝罪しすぎだという諸外国からの見方もあるようです。
欧米では、ビジネスの上で謝罪する時は、責任を認めて改善に取り組む決意の表れでもあると言われています。


日本人は、まず「すみません」「申し訳ありません」と謝罪ありきです。
このスタイルに欧米の人は、当惑することもあるようです。
しかし、最近ではヤンキースの田中投手の謝罪がアメリカ人に好感を与えています。
自身の肘の故障で6週間試合から離れることになった結末に、苦しい心境を吐露すると共に、チームやファンに向けて「大変申し訳なく思っています」と発表した内容です。謝罪も時と場合によるのだと、改めて思います。


海外で働くならば、その国での謝罪の在り方などをよく知っておきたいものです。
でなければ、それは致命的な事態を招く恐れすらあるからです。





海外の職場環境では残業なんてありません



日本では長時間労働が多く、上司より先に帰宅するなんて気が引けますよね。
海外では残業して、夜遅く帰宅なんていうのはありません。


主に欧米では家族の団欒や恋人と過ごす時間を大切にしています。


定時に帰ってメリハリある生活を送るせいか、仕事も効率が良いようです。
アメリカでは、残業ではなく早朝出勤で仕事をカバーするようです。
ドイツでも同じで、早朝でもカバーできない場合は休日出勤もあるようです。


生活文化の違いもありますが、日本は月給制で海外では年俸制の国が多いこと、就業時間の長さよりも仕事の成果で評価されることが、ワークライフの違いの一因であるようです。
番外編ですが、韓国では残業の前に夕食を食べにいくのだそうです。
食に対してシビアな感覚がお国柄なのでしょうか。


さらに11月中旬から12月下旬は「キムジャン」シーズンで、一家総出の大掛かりなキムチ作りをするようです。
そのため、キムジャン休暇やキムジャン・ボーナスを出す企業もあるようですよ。




雇用契約が基本なので、それ以上でもそれ以下でもない



日本では、コピーやお茶入れを女性社員に頼むことが多いですが、海外では自分でする、秘書がする、または相当する立場の人がするというのが普通です。
それは雇用契約に基づくもので、勤務時間、給与、仕事の内容などが細かく規定されています。


雇用契約を重視する国では、たとえ上司であってもその内容以外のことを指示することはできないようです。
雇用契約に限らず、海外では契約書が重視されます。家やアパートの契約も、形式ではなく大事な内容です。


ですから、みなさんしっかり目を通しています。
一方、日本では契約書が形式的になってしまうことがあります。
契約書の内容を重視している国では、すべての場面でそうであり、そうではない日本では、概ね問題が発生するまで、契約書の重大性に気づかいないものです。





お昼休みの時間帯がゆったり、ブレイクタイムがある国も



日本では、お昼は12時から13時が一般的です。
職場によりますが、中には11時頃から14時の間で交代というところもあります。
会社によっては15時前後がお茶の時間になり、仕事の手を休めることはないけれど、お菓子やお茶を飲むくらいのブレイクはできます。
メキシコでは、14時から16時と2時間昼食をとるのが普通です。


フィリピンでは、朝10時におやつ、お昼を食べて15時頃にもおやつのようです。
このおやつタイムをメリエンダーというそうです。
その時間になると、街中でおやつ販売が始まり、会社にも現れます。
朝食と夕食を合わせると一日5食なので、一回の食事は少なめといわれています。
気候が暑い南国だからこその食生活なのかもしれません。


同じ暑い国インドでは、出社後にゆったりと朝食をとるようです。
中国では、仕事中でもレジでお弁当食べたり、ベチャクチャおしゃべりや携帯で話したり、それはもう自由にされている方が多いようです、日本ではモラルを疑われかねないことですが。
こうしてみると、食や休憩に関して考え方が日本と随分違うので驚きます。





イクメン休暇に積極的な北欧



女性の就業率が高い北欧諸国では、男性の育児休暇を積極的に取り入れているようです。
意外なのはアメリカです。育児休暇なるものは、ありません。
産休も企業によるようで、あるところは3ヵ月が最長、公務員で6カ月程度のようです。


アメリカでは、一般的にベビーシッターに預けて働くのが普通です。
特別な優遇はないけれども、緊急の場合は有給休暇で補うようです。
また州によっては、産前産後の最長期間が決まっているものの条件を満たしていれば、お休みの間、それまでの給与の6割を州が支払ってくれるという制度もあります。


イギリスでは、産休制度が最長1年ほどあり、企業から最初の6週間は給与の90%、
その後は27%支払われるようです。





転職は当たり前?



日本では基本的に、新卒入社した会社で定年までという考え方が根強く残ります。
最近では少しずつ変わってきて、転職もありだけれども社会的には1回くらいの範疇でなど、あまり大きくは変わらない社会の雰囲気があります。
ただ、企業によってはキャリアを重視するところも出てきているので、あながち転職は歓迎されないわけではなさそうです。


欧米のアメリカでは、18歳から46歳までに11.3もの仕事をするという調査結果があります。
2013年4月の調査(米国調査会社ハリーズ・インタラクティブ)


1,616人アメリカ人20代の約80%が、転職したいと考えていることがわかっています。
30代では64%、40代でも54%と低くない数値です。


その理由としては、給料や評価されていないことにあるようです。
オーストラリアでは、気軽に当たり前に転職をするようです。
特にIT業界では、1年から2年で転職は平均的で3年から5年いると「なが~い」と、思われるようです。
ですから職場で同僚と仕事情報を交換する、転職の話をするのも普通です。
だからといって無計画なのではなく、キャリアパスをきちんと描いているからこそといえます。






日本を基準にせず広い視野と感覚を持つ



海外といっても国によって仕事に対する考え方も、未来の描き方も違います。
例えば、イラク人にとっては仕事よりお祈りが優先されます。
日本人の感覚的に最優先されるべき契約があっても、お祈りするのが最も大切です。
海外では、その優先される感覚の違いを受けいれる土壌があります。


大事なことは日本の常識や価値観を物差しにせず、
何が大切なことなのかを都度見極める感覚を養うことではないでしょうか。
長い人生の中でのワークライフを、どのように位置づけるかは自分次第です。
日本の雇用問題が悪化の一途を辿る現状の中で、自分をみつめて、自分を活かせ、最も自分が楽しく輝いていける場所を、日本だけではなく海外というフィールドで探してみるのもいいかもしれませんね。

2015年10月14日

written

by suzucreatorssoul


同じカテゴリの記事をもっとみる

ライター

WRITERライター情報

RANKING

就活・キャリア記事ランキング

pagetop