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2016月6月4日更新

簿記2級の勉強法② 問題集・過去問の選び方

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簿記2級の取得を目指しています。ただ、簿記の問題集ってものすごく沢山種類がありますよね?問題集や過去問集を選ぶポイント、おすすめのものってありますか?(大学2年生・女性)


大学生が挑戦しやすくて、将来的にも役に立ちそうという塩梅で、人気のある簿記2級のテキストや問題集、過去問の選び方について、述べていきます。


その前に、ざっと簿記2級という“市場"について、触れておきたいと思います。





簿記という成熟市場




資格業界の「簿記2級」というのは、成熟した市場です。


たくさんの出版社や学校、教育機関が教材を製造販売しています。


一度、大手の本屋の簿記コーナーに行ってみてください。


非常に多種多様の教材が、所狭しと売られているはずです。


おそらくは、簿記の教材が、2棚以上にわたって取り扱われているのを、発見することでしょう。


場所取りが勝負の本屋商売で、「2棚」の価値のあるジャンルはそうそうありません。


書店側からすれば、それほどにスペースを割いても、「利」があるという次第です。


メジャー資格の「危険物取扱者」でさえ「棚半分の占有率」であることを考えれば、いかに「簿記」が商売になっているか、理解できるように思います。


このように、市場のパイが大きいからこそ、各社はこぞって簿記の教材を売っているわけです。


言うなれば、わたしたちは、教材へのたくさんの選択肢を有しているという次第で、つまりは、「自分に合った教材を追求できる」という寸法です。


市場の成熟さ故に、いろいろな切り口をした教材を手に入れられるのが「簿記2級」なのでありました。


さて、では、本題のテキストと問題集の選び方から見ていきましょう。





お好きにどうぞのテキスト・問題集



資格学校にや通信教育で資格を習得しようという場合は、セットで教科書がついてくると思いますが、独学の場合は迷ってしまいますよね。


ちなみに、資格スクールは本当に多様にあるのですが、いくつか有名どころを挙げるなら以下のようなものでしょうか。

アビバで簿記資格について調べる


キャリアカレッジで簿記の通信講座を調べる



結論から言います。


簿記2級の『テキストと問題集』については、好きなもの・好みのものを選んでください。


最初に答えを言うと、簿記2級の合否を決めるのは、ひとえに「過去問」にあります。


つまり、「過去問」をどれだけやりこんだかで、合格するかどうかが分かれるのです。


逆に言うとテキストや問題集をやりこんだから合格する、というわけではないのです。


このあたりの事情が、「簿記2級」ぽさなので、理解を改めておく必要があります。




重要なのでもう一度言いますが、「簿記2級の合否を決めるのは、過去問演習の量と質」です。


ですから、教材選択のうちで、過去問選びに当たっては、念入りに慎重に選ばなくてはならなくなります。


しかし、過去問でそうなるのならば、テキストや問題集では、適当にお好きにどうぞ、でよくなるのでした。


テキストと問題集は、過去問への橋渡し



一言で言ってしまうと、簿記2級のテキストと問題集とは、基本的に、過去問への橋渡しでしかありません。


試験勉強の終盤となれば、ほとんど過去問一色の勉強となります。


テキストや問題集は、「あれなんだったかー」という風に見返すくらいになるので、そう目くじらを立てて、テキストと問題集を選ぶ必要はありません。


要は、テキストと問題集は、一通り読んでのインプットと問題を解いてのアウトプットが数回できればいいだけなので、「お好きに」となるのでした。


ちなみに、わたしは、中央経済社のテキストと問題集を使いましたがあまりお勧めできません。


内容がちょっと硬いので、わたしには合わなかった次第です。


ま、こんな次第なので、実際に本屋に行って自分の目と手で確かめよさそうなものを購入するのが一番かと思います。


選ぶのに迷うようなら、後述する大手メジャー出版のものを選択すれば、ハズレはないでしょう。




敢えて、どれがいいか?と聞かれたら



それでも、敢えて、どこのテキストと問題集がいいか?と聞かれたらTACネットスクールの一回り大きいA4サイズのテキストと問題集を推奨しています。


どちらもシリーズ化していて、全部を揃えるのに値は張りますが、内容的には十分なので、全くのド素人には最適の教材です。


もちろんのこと、それら以外にも、安上がりな教材を始め、トートバックに易収容なA5サイズのコンパクトな教材口調がやわらか調子の教材、友達口調の教材等々、個性豊かな教材がたくさん売られているので、本屋さんに行けばきっと、『わたしでもこれならできそう』という教材を見つけられるでしょう。


少なくとも、簿記2級なら、それで十分です。


さて、次は、試験勉強においては、配偶者よりも重要な過去問です。






過去問について





過去問については、明確な条件があります。


それは、大手のメジャー出版社の過去問を買う、という次第です。


大手メジャー出版社としては、大原TACネットスクール簿記業界では大手で、実績・評判とも高いものがあります。


では、どうして、過去問は大手メジャー出版社に限定するのかというと、先も言ったように、簿記2級は成熟市場だからです。


つまり、マーケットでは激しい競争が展開されていて、「下手な商品を出して不評を買えば、即ライバルにマーケットを奪われる」状態になっているのです。


加えて、どこかが良い教材を出して好評を博せば、即、その良さを消化吸収した教材が売られ始めるのでした。


こうした市場のため、過去問の品質は、どれもがとても高いレベルに到達しており大手メジャー出版社に絞って選べば大きな選び間違いをしないのであります。


さて、大手メジャー出版社のうち、どこの過去問を選べばよいか?となると「成熟市場ゆえの甲乙付けがたい難しさ」があります。


先述したように、内容的に十分な過去問がたくさん売られているので、本当に、勉強する人の好みとセンスに拠るとしか言いようがなくなります。


過去問は、それぞれの出版社なり、作者・筆者・講師陣・教師陣によって、内容・記述・構成に強い個性があります。


固い講義調の解説の過去問があれば、砕けた口語調の過去問もあります。


エセーや雑談をはさんで勉強の息抜きを図る過去問もあれば、


資料・データに富む過去問もあります。




ですから、ざっと大手メジャー出版社の過去問を立ち読みして、自分の目と手で実感を得ながら、「これならできそう!」とピンと来たものや、「これかなー」的な過去問を選ぶとよい、となるのでした。


「いい」と思うのには、個人差があります。わたしがいい!と太鼓判を押した過去問が、当のその本人には全然合わず、他の過去問を使って合格したケースは、実にたくさんあります。


「この雑文のおっさんは、いいと言ってるけど、何かやだな」という感じ方は「独学」では正しいので、自分の直感を信じることを述べ置きます。




ちなみに、わたしのケースだと



ちなみに、わたしは、ネットスクールの過去問「出題パターンと解き方」(通称:解きパタ)」で合格しました。


解説が充実しており、解き方や解法をしっかり述べているので、独学では重宝するかと思います。


当該過去問で合格しましたというメールをたくさんいただいております。


しかしもちろん、「出題パターンと解き方」(解きパタ)でないと合格できないというわけではなく、たくさんの合格者が、TACや大原等々を使われて合格なさっております。


「わたしはこれがいいと思う」という選択の"センス"は、自分で機会を見つけては磨いていかないと物になりません。


ネットやフリーペーパーの情報で「判断」するなど、今時、高校生にすら笑われてしまいます。


情報を鵜呑みにせず、少なくとも、情報の精査を含めて、いろいろな過去問に当たってみてください。


センス磨きは、配偶者選びのときにも、役に立つことでしょう。試験の失敗は数ヶ月の損、配偶者のしくじりは一生の損です。


… …。




老人の話は長いので、まずはここまで。


以降は、簿記2級の勉強の仕方を、易度と試験形式に絡めつつ述べている『簿記2級とは、やったらちゃんと受かる試験です』に続きます。





2016年6月4日

written

by くらげ


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