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2016月6月27日更新

目指せ一発合格!簿記2級の勉強のコツと合格までの道のりを徹底紹介

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簿記2級を受けたのですが、落ちてしまいました。どういうふうに勉強すれば受かるんでしょうか?コツを教えてください!(大学3年生・男性)




簿記の勉強の仕方


就職活動から就職後まで、取得しておくと重宝する日商簿記検定。でも、2級からはそれなりの時間と努力が必要となってきます。

3級のように教科書を1度読んだくらいでは、さすがに合格するのは難しいのです。

そこで点数に結び付きやすい勉強のコツと合格までの道のりを丁寧にご紹介いたします。





合格の道は過去問・最低3回



最初から結論を言います。



さきほど教科書を1度読むだけでは難しいと述べましたが、

簿記2級は、内容に優れた過去問を、最低3回・推奨5回解いておけば、穏当に合格できます。
ちゃんと勉強をしたら、難易度及び内容的に、1~3回の受験で合格できますし、年に3回も受験機会があるので、肩の力を抜いて勉強できます。


とりあえずは、他学部・他学科、素人玄人云々で難しく考えず、「過去問3回をめやすに勉強すればよい」という風に捉えておいてください。





簿記2級の試験勉強期間



試験勉強に必要な期間には個人差がありますが、3ヶ月~半年は見ておくと、内容が伴って、かつ、焦らなくてもよい、時間に余裕を持った試験勉強ができるでしょう。


このくらいの時間を見ておくと、本業の学業に影響は及びませんし、色恋沙汰にも支障が出ないことでしょう。色や恋がてんでない人は、人生の優先順位を見直しましょう。かなり間違ってます。簿記より大事なことはたくさんあります。まだ間に合います。


ところで、稀に数週間で受かったなんて話を耳にしますが、たいていどこかで努力をしています。このような話を真に受けずに、きっちり時間を取って、勉強していくことをおすすめします。


簿記2級の知識は、今後の社会人生活のなかで、実に実りの多いものとなります。そういう「大切な知識」なのですから、短い期間でささっと済ませたらいいなんて風には、考えない方が賢明でしょう。


時間をかけるべきか、かけないで済ますかを判断するのも知性の1つです。





簿記2級の合格率ウンチク



憶えていてもよい簿記事情に、簿記2級は、合格率に大きな差が生じやすい試験であることが挙げられます。ある試験のときは1ケタ台になったと思ったら、次は40%も受かったなんていう風に、かなりの変動があります。


現在は20~30%台で推移していますが、今後、大幅な変動がないとは言い切れません。ですから、最初から試験勉強期間を「3ヶ月~半年」から「1~3回受験」を想定しておくほうが、気疲れのない勉強になるかと思います。


また、簿記の合格率にはカラクリがあります。簿記試験は、年3回も受験機会があることを忘れてはいけません。 つまり、2回目・3回目の受験生がいての、合格率なわけです。再受験組を含めての"合格率:20~30%"ですので、合格率が高めだからといって、甘く見ないよう、気を引き締めて取り組むほうがよいでしょう。





試験科目と対策について



簿記2級の勉強法
©J.Javier Hernández


簿記2級の試験科目は、「商業簿記」と「工業簿記」が出題される科目です。


また、問題ごとに足切り点が設定されており、それら最低得点を取らなくてはいけない試験です。合格基準は「70%以上」と公式でアナウンスされているので、7割の得点を目指して勉強していくことになります。


「商業簿記で点を稼ぎ、工業簿記で足切り点を確保して、合格する」というのが、簿記2級の伝統的な試験戦術でした。しかし、現在では、商業簿記が難しくなってしまったために、勉強の仕方を変えなくてはいけなくなりました。


それは、会計制度が複雑・高度化したために、それに応じて簿記2級の商業簿記も難しくなった=論点が増加・会計処理が増加し複雑化した・仕訳の特殊化・高度化が進んでいるからです。


かつては、財務諸表が2つだったのに対して、今では5つもあることを考えても、この原因は「商業簿記の難化」と言えるでしょう。


このため、以前のように「商業簿記をしっかりやって、対して工業簿記は適当」的なやり方では、受かりにくくなっているのです。今では、工業簿記でもそこそこに点を取れるようになっておかないと、厳しいという寸法です。


簿記2級は、商業簿記と工業簿記ともに、点が取れるようになっておく必要があります。





商業簿記と工業簿記を勉強するときの共通点



基本的な勉強の仕方は、両者とも同じです。「テキストと問題集をそこそこ済ませたら、果敢に過去問に挑戦する」と、「過去問は3回以上解く」です。


簿記2級は、過去問演習の回数で合格が決まると考えていて、間違いはありません。勉強法云々や進め方云々を言うよりもまず、「過去問演習3回」を達成しましょう。「3回やってもわからない場合は、勉強法を改善すると伸びるようになるかもしれません。





商業簿記



さて、科目別の塩梅ですが、商業簿記は、量も多くなり難しくなったとはいえ、「やればやるほど力が付く」試験科目です。商業簿記というのは、決められた会計処理や会計手続き及び計算方法を習得するだけの話だからです。


要するに憶えるだけなので、文系の人は、さっくりと合格レベルにまで達することができます。文系の人は、商業簿記の試験勉強に、さほどの苦痛を感じないことでしょう。対して、後述しますが、理数系・情報系の人は、多少の苦痛があるはずです。


注意事項としては、勉強時間に比例して、ある程度の点数が確保できるようになれば、もう既に実力は「頭打ち」となっています。以降は、勉強の費用対効果が乏しいので、商業簿記は維持・メンテナンス的な勉強に代えて、工業簿記に時間を割くようにしましょう。





工業簿記



工業簿記(原価計算)は、文系的には難しいが、対して、理数系的・情報系的には、意外に簡単です。とりわけ、文系の人は、最初は何が何やらわからずで、進歩や成長を感じない砂を噛んで岩を吸うような時間を過ごすことでしょう。


しかし、ご安心を。


それでも倦まずにやっていくうちに、ぱっと視野が広がる瞬間があって、その『壁』を超えると勉強が楽になります。点数もぐんぐん伸びますし、如実に工業簿記が楽しくなってきます。


中には、どうしてこんな簡単なことがわからなかったのだろう?というレベルに到達してしまうのです。そこまで、続けられるかどうかが、文系の工業簿記の眼目です。


うーん・うーむと唸りながらも勉強していれば、いつ日か必ず、ふと出来るようになります。変な表現ですが、新しい脳の回路ができあがる・生まれてくるまでは、根気よく勉強していってください。


なお、そんなに悠長にしていられないという方は、過去問を何度も繰り返して、定番の問題・出題・パターンが出たら必ず解けるようにしておくと、短期で合格できるかもしれません。





理系は工業簿記が得意?



理系は工業簿記が得意
©citirecruitment


さて、文系には厳しい工業簿記(原価計算)ですが、理数系・情報系の人には、楽勝の科目です。というのも、商業簿記に比べると、工業簿記(原価計算)は、格段の自由度があるからです。


つまり、「計算の意図が合っていて、要求水準を確保しているのなら、途中の計算は好きにしてもいいよ。答え(結論)さえ合っていたらいいから」という様な、理系の上司的な感じなのです。


おそらく、普通に勉強するだけで、理数系・情報系の人は、余裕で7割は得点できるのではないでしょうか。数学科の人なら、水を飲むように満点が取れるでしょう。油断は禁物ですが、勉強に困難はないはずです。


しかし、理数系や情報系の人は、工業簿記(原価計算)が楽な分、がんじがらめの商業簿記で生木で締め上げられるようなめんどくささを味わなければならないでしょう。理数系・情報系の人は、商業簿記がネックになるので、早めに手をつけて、点を取れるようになっておきましょう。






まとめ



以上、商業簿記と工業簿記の実情を、ざっと見てきました。


繰り返しますが、簿記2級の試験勉強で重要なことは、「過去問演習」です。
テキストや問題集以上に、過去問が大事です。逆を言えば、テキストや問題集はそうしなくていいということです。


テキスト・問題集に多くの時間を割くのは、賢明ではありません。
ある程度、テキストや問題集で勉強して大まかなことがわかってきたら、テキストや問題集から離れて、過去問に入ってください。


くどいようですが、簿記2級は、過去問演習をしない限り受かりません。結果を出したければ、反復演習あるのみです。


商業・工業と分かれてきて混乱しそうですが、

まずは難しく考えず、「とりあえずは過去問」を合言葉にがんばってください。



一発合格できることを祈っています。

2016年6月27日

written

by くらげ


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