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2014月6月12日更新

就活生は安定思考?安定した会社や業界とは?

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もうすぐ就活。正直将来安定して努められる会社に入りたいなぁ、くらいしか希望が無いのですが、甘いですかね…。(大学3年生・女性)



「安定した会社に入りたいんです!」



学生さんの採用面接や就職・転職相談に乗っていると


「安定した会社に入りたい」という声をよく聴きます。



 

誰しも「安定したい」という気持ちは
多かれ少なかれあるとは思いますが、
「安定した会社」ってそもそも何なのでしょうか?
「安定」ってどういう状態を指しているのでしょうか?



 

今回は、「安定した会社に入りたい」という
学生さんの1つのビリーフ(思い込み)について
お話していきたいと思います。



 

「安定している会社とは?」



私は採用面接のときに学生さんから
「安定した会社で働きたい」という言葉が出てくると
必ず聴きます。



 

「○○さんのおっしゃっている


『安定した会社』とはどういう会社を指すのですか?」と。
大半の学生さんはその質問で「え?」という雰囲気になります。



 

それはそうですよね。
「安定した会社で働くこと=良いこと」として
刷り込まれていますし、定義しなくてもわかってもらえると
信じていますから。



 

少し考えて返ってくる答えというのは下記のような答えが多いです。


「絶対につぶれない会社」
「いわゆる大企業」


「上場している企業」
「リストラしない会社」
「業績が伸びている会社」


などなどです。



 

そのような回答に対しての私の反応は、
「ごめんなさい、わかりません!」という答えです。




安定はどこにある?




「わかりません」というのはあまりにも無責任に
感じられるかも知れませんが、今の学生さんが社会に出るとき、
22歳としても、あと40年は働き続けるわけです。


40年後まで「つぶれない会社」「伸び続けている会社」
「リストラしない会社」「上場し続けている会社」は、
さすがに私はわかりません。



 

もっというと、外部環境に安定や安心を求める限り、
永遠に本当の「安定」は、得られないと感じるのです。


予測不可能なことも多いですし、社会や世界の変化、
環境や天災、どこで生きるのか、などなど、
あまりにもスピードも速く、正解のない世の中になっているからです。



 

就活中と入社するときでさえ、様々な変化がある時代です。
採用された会社と実際に入社する会社が違うということすら
よくあります。会社が合併したり、外資系になっていたり、
分社化したり・・・ニュースを聴いていても、もはや
大きく驚かないくらいのことだと思います。



 

「安定」を求めてはいけないということではなく、


「安定」を外部環境や会社に求めている限り、「不安定」になり続ける


ということです。



 

 自己探求が心の安定を教えてくれる



安定を外部環境に求めているとき、
特に強く周囲に期待したり、求めているときには、
その根底や背景に、自分に対する自信のなさや不安があると
感じています。



 

「自分の力では生きていけないのではないか?」
「入った会社がつぶれてしまったら、転職できないのではないか?」


「ブランドのある会社にいかないと、周囲の評価が下がるのではないか?」


「リストラされたらどうしよう・・・」


自分に対する自信のなさが外に安定を求めていきます。


そして外に期待すればするほど、自分でコントロールできないため
外部環境のせいにしたり、「誰か」のせいにします。
そうなると、「安定」とはほど遠いわけです。



 

真の安定は自分の心の中にしかありません
不確定要素の多い社会の中で、どんな変化が起きても、
その波を前向きに捉え、時には波に乗り、時には乗り越え、
前に進むことができる状態こそ「安定」と呼べるのではないでしょうか?



 

採用面接でも「変化対応力」や「適応性」や


「失敗を乗り越える力」などに関する問いは増えていると思います。
なぜならば、企業も社会も変化し続けることを求められていますし
不確定要素の中、知恵を絞って意思決定し続け、行動することが
求められているからです。


そういう時代において、「安定」とは何か?
もう一度、ぜひ自己探求し、考えてみてほしいと思います。



 

会社が安定していても不安




私は学生さんだけではなく社会人の方や、
定年退職後の方のご相談に乗ることもありますが、
大企業に勤めていたって、年金生活になったって、
不安なことはたくさんあります。
悩みだってなくなることはないでしょう。



 

誰もが知っている有名な企業で仕事をしていたって
不安で辞める人もいれば、仕事のモチベーションがあがらない人だっています。


業績が上がり続けているからこそ、
仕事が忙しく目標や求められる結果のレベルが
高くなりつらくなる方だっているでしょう。



 

要は、自分が自分の心に取り組み、安定させることができさえすれば、
どんな状況、環境でも落ち着いて対応できるし、
その逆であれば、どんな環境であっても不安定なのだと
私は思います。



 

ぜひ皆さんは、他者や外部と比較するのではなく、
自分自身がどういう生き方、働き方、あり方であれば、
変化と向かい合いつつ安定して生きていけるのか
探求してほしいと思います。

2014年6月12日

written

by 齋藤めぐみ


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