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2014月10月2日更新

羨ましすぎ!ドイツの労働文化の5つのポイント

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最近ニュースなどで、「日本人は働き過ぎ」だとよく聞きます。一方でドイツの労働文化がとても優しいと聞きました。どんなものなんでしょうか?(大学4年生 男性)


 

ドイツ人カップル

© Kzenon

世界中で日本人って本当によく働く国民だと言われていますよね。
世界各国、色々な労働文化を耳にします。
特にドイツは労働時間が短い!というのは有名です。
それは何故なのでしょう?

そこで、一般的なドイツの労働文化について、少しお話をしてみたいと思います!
私はドイツに滞在していた経験があるので、実際に経験した内容も含めて、以下に記載していきます!

 

①ドイツ社会では皆、有給をしっかり消化する!



 

ドイツの年間可能休日は一般的に30~40日です。
しかも、きちんと全日消化するらしいのです!

日本でも微々たる有給はありますが、消化できず、繰り越しもされずに年度末を迎える職場も多いでしょう。
ドイツでは、労働権利として休日をきちんと取る!というシステムが、社会全体で成立しています。

 

 

②ドイツ人は労働時間が短い!



 

OECD(経済協力開発機構)により、2012年度に発表された世界の年間平均労働時間は1765時間です。
最短はオランダで、ドイツは第2位の1397時間。
日本は第20位の1745時間とのこと。

ドイツ人は効率的な仕事を好みます。残業をするような非効率で要領の悪い仕事はしない。
早く帰るために休憩を削るときもあるし、仕事合間のコーヒーブレイクなんてとらないそうです。
といっても、日本とは文化が異なるので何とも言えませんが…。

確かに、私がドイツで夕方4時とか5時に電車に乗っていると、通勤帰りの男性が多く乗っていました。
働き盛りの男性方がこの時間に帰れるんだぁ…と驚きました。

 

③ドイツ人はプライベートを大事にする!



 

ドイツではプライベートな時間が優先されます。
例えば、結婚記念日や家族の誕生日など…家族と過ごす時間を最も大切にする国民性ですね!
それを理由に休暇を取ったり、早退してもOKなことが多い。

ちょっと余談ですが…
ドイツは政治・経済において、一般的に多極分散型の都市構成です。
首都ベルリン以外にもハンブルクやフランクフルト、ミュンヘンなど、これら大都市はドイツ国内でそれぞれの特有性を活かして強く機能しています。

日本は主に東京の一極集中型になっていますよね。
各地での政治機能はありますが、やはりまだ東京主体の国家です。

また、都市部と周辺地域の関連性が弱い。
少し話がそれましたが、ドイツではその各都市の中心部から少し離れるとすぐ田舎の風景になります。
私もドイツ各地へ訪れましたが、これは電車に乗っていて驚いたことの一つでした。

都会に住んで仕事をしていても、国内の都市構造的にそれだけ自然に近い生活をしている。
(だからなのか、日本と比較にならないくらい都市中心部でも野菜が安い!)

日本は郊外型ワーカーもいますが、都市内に在住し、自然と遠い生活をしているワーカーが多いと思います。
ドイツには自然を活かした公園も多く、ドイツ人は少しでも時間があれば自然の中へ身を預けに行くそうです。

特に家族や恋人とともに、散歩やサイクリングをしたり、ベンチで本を読んだりして休日は過ごします。
それくらい家族との時間を大切にする国民なのです!

 

④ドイツ人は週末、完全に休む!



 

ドイツで困ったこと…それはご存じの方も多いと思いますが、日曜日にとにかくお店が開いていない!!
スーパーもデパートも、レストランもカフェも観光案内所も!

私の滞在場所付近のスーパーは、日曜日休業のみならず土曜日でさえ午後3時に閉まるという営業時間短縮をするお店でした。
でもこれって、ドイツでは当たり前のこと。

日曜日は都心部の大きな通りも閑散としています。
日本ならサービス業たるもの土日が稼ぎ時!という価値観ですが、ドイツでは毎週日曜日は仕事を休み、家族でゆっくり過ごす!というスタンス。

勿論、日本でも似たライフスタイルはあるけれど、どうせならどこかへ出掛けたいという家族も多いような気がします。
ドイツの社会システム自体が、昼間や平日はしっかり働いて夜や土日はゆっくり休むという、そういうライフスタイルをきちんと共有しているのでしょう!

 

⑤日本人には衝撃!ドイツ人の勤務中の行為



 

ドイツにいるとよく目にしたのが、店番をしながら何か食べてたり、数字パズルを熱心に解いていたり(数字パズルってドイツにも「SURIKI」という名で沢山本が出ています!)…常連さんとワイワイ言いながらビールを飲んでいたり、何でもありですね。
これっておそらくドイツ人だけの行動ではないと思いますが、日本人が勤勉すぎて、外国人のラフさ、オープンさに戸惑うことは多いですよね…

電車に乗っていても驚きが!
ドイツには改札がないので、「検礼」といって乗務員さんが切符確認のために各車両回って来ます。
そのとき、乗務員さんが私の前方の席で乗客とずっと話し込んでいたので、何かあったのかなと思い、チラッと見てみると乗務員さんも座り込んで大笑いして楽しそうに雑談をしていました。
日本ならおそらく会社からの厳重注意では済みませんよね…。

ドイツ人はとってもフレンドリーで、席が隣同士になれば初対面でも話しかけてくれますし、どちらかが下車するまでトークが続くことも少なくないです。
ごく普通の行為なのでしょう。

 

 

世界の労働文化って本当に興味深いですよね!
上述したことはほんの一例で、私の主観的感想も含まれているのですが、ドイツに住んで働いてみたいと思うほど、ドイツは労働環境の整った国の一つだと思います。
治安もEU諸国の中では飛びぬけて良いです。
ドイツ人は堅実なイメージも強いですが、とても優しく温かで、困っているとすぐにごく自然に手を差し伸べてくれます。
私も滞在中、色々助けてもらいました!
「仕事主体ではなく、家族のためや自分のために働き、休暇とのメリハリをきちんと付けている」国民です。
ドイツでは各々の「ワーキングスタイル」に合わせてではなく、各自の「ライフスタイル」に合わせて社会労働が成立しているのだと思います!

2014年10月2日

written

by tubby555-2


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