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2014月10月21日更新

【テレビ局就職希望者向け】ADの仕事内容とは?

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テレビ業界に興味はあるのですが、仕事内容があまりイメージ出来ません。たとえばADさんって何をしているんですか?(大学3年生・女性)



あなたは好きな芸能人やタレントはいますか? 剛力彩芽? 新垣結衣? 向井理? 小栗旬? かわいいですよね。カッコいいですよね。そんな芸能人を身近に感じながら仕事ができたら楽しいって思いませんか?ワクワクすると思いませんか?芸能人の職場ともいえるテレビ局の役割の中に番組制作がありますが、そこに携わるAD(アシスタントディレクター)の仕事について、少しご紹介したいと思います。


Funny man with movie clapper


© Elnur



縁の下の力持ち



とはいえ、仕事をするわけですからミーハーな気持ちや浮かれた気分では、到底勤まりません。


ましてやADの仕事はテレビ局の中でも最もハードな業種といわれています。ADの仕事を例えるならば、プロデューサーが予算や人員などを管理する総監督、ディレクターが番組を演出する現場監督、そしてADはプロデューサーやディレクターのサポート役として、彼らの縁の下の力持ちとなって動く影武者的な存在といえるでしょう。



何人ものADと協力



ひとつの番組を作るために、様々な分野から多くの人が携わっています。


出演者はもちろんですが、カメラマンや照明、音響、大道具や小道具を扱う美術スタッフなど、それぞれのプロフェショナルで構成されます。現場監督であるディレクターだけでは、彼らへの細かな指示を全て行うことは無理なことです。そこで、ADはディレクターの手が回らない細かな仕事を引き受けることになります。たいていの場合、ひとつの番組を作るのに複数のADが関わっています。



幅広い仕事範囲



出演者へのアポイントメントやロケ現場の情報収集、移動のための交通手段の手配、ロケ弁当や宿泊先の手配に至るまで、ADの仕事は広範囲にわたっています。


ロケ現場によっては状況や環境の変化にも対応しなければなりません。その場の雰囲気を即座に把握し、臨機応変に行動することが大切になってきます。例えば、釣り番組などの船舶による海上ロケにおいて、船酔いしている出演者が居たとすれば、背中を優しく摩るとか、酔い止めの薬を提供するなど、ちょっとした心遣いでその場の雰囲気も和んできます。またそうすることで、スタッフや出演者から信頼感が生まれ、気持ち良くスムーズにロケを進めることができます。細かな心配り、気配りができるADなくして、番組作りを円滑に進めることはできないのです。



やりがい、だけじゃない



冒頭にも述べたように、ADの仕事は体力的にもとてもハードです。番組企画によっては深夜のロケもありますし、寒い地域や荒れ狂う海上でのロケもあり得ます。また、そのほとんどが、ロケ先へ真っ先に乗り込んで、ロケがうまく進行できるように根回しも必要となってきます。思うように睡眠時間や食事が摂れない日が続くこともありますし、休日返上で仕事をすることも珍しくありません。


ADの仕事のやりがいとは、長い時間掛けて番組制作に取り組んだ成果が、映像となって出来上がったときの達成感です。眠い目を擦りながら作った小道具や、体力の限界で臨んだロケ現場での苦労など、ADの努力がなければ理想とする映像は完成しないといっても過言ではありません。そして、番組が放送されて視聴者の反響を目の当たりにしたときに、制作の苦労が報われます。視聴者の反響が良ければ制作者として嬉しい限りですし、悪ければ次の番組制作の糧として活かしていくことができます。


ADは「楽しそう」という気持ちだけでは、体力的にも精神的にも続けることができません。しかし、このような苦労や尽力のもとに素晴らしい番組が完成します。番組を楽しみに観てくれる視聴者のために、いい番組を作り続けたいという熱意、そして時には自分を押し殺してでも人のために働くことができるADは、テレビ局を就職希望するあなたにとって、魅力的な仕事といえるでしょう。



2014年10月21日

written

by ut-heartful


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