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2014月10月20日更新

グローバル化の波?国際系学部が流行っている本当の理由とは

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今国際系の学部が流行っていますよね。編入を考えているのですが、人気の理由を教えてください。(大学1年生・男性)




国際系学部

 

■21世紀はグローバルの時代



21世紀はグローバル化(国際化)という言葉を抜きにして語ることはできないでしょう。

1990年代からのIT革命と・輸送技術(主に自動車、鉄道、飛行機)の向上によって、
ヒト・モノ・カネと情報の移動は高速化され、瞬く間に国境を越えるようになりました。
政治や経済、文化だけでなく、大学教育においてもその影響は顕著に表れています。

「国際」あるいは「国際教養」といった言葉を冠した学部・学科が次々と新たに設立され、受験生の人気も高まっています。

 

■早稲田大学



早稲田大学が2004年に国際教養学部を設立したのを皮切りに増加していき、
関東だけで20以上の私立大学に「国際」に関係した学部が存在します。

レベルの差こそあれ、多くの国際関係学部・学科のカリキュラムには共通点があります。
1、2年次に、国際人として必要不可欠な英語を基礎から徹底的に学ぶのです。

読み書きから会話まで自在にできるようにするため、
英語の授業は4つの分野(リーディング、ライティング、スピーキング、ヒアリング)
の中から偏りなく実施されます。
どれほど世界に沢山の言語があるといえども、英語が一番大事であることには変わりないからです。

 

■必修科目など



また、必修か選択かは大学によって異なりますが、留学制度が整備されています。
留学先は一昔前のように英語圏一辺倒ではありません。

アジアや南アメリカ、アフリカへの留学も、条件が整えば可能です。
極端な紛争地や貧困地域でなければどこへでも行くことができます。

つまり、留学の要件(英語能力試験の成績、普段の成績、費用が用意できることなど)
さえクリアしていれば、自分の興味や関心、学びたい内容に応じて
留学先を決めることができるということです。

留学の方式も多様化しており、交換留学か派遣か、寮生活かホームステイ
かといったスタイルを本人が選択することになります。

 

■最高教育機関



さらに、最高教育機関である大学といえば、一つの学問を究める印象が強いと思いますが、
国際系の学部・学科は一味違います。

1年次に学ぶことの多い一般教養の授業も非常に幅広くなっており、
文系でありながら理系科目が必修であったりします。

例えば、政治や経済から物理、生物、心理学、法律、歴史、絵画、文学まで、
これだけでも多岐に渡ることが分かると思います。

リベラルアーツ方式を採用している大学であれば
上の学年になっても主専攻科目を履修しながら興味の向くままに好きな授業を取ることができます。

 

■まとめ



以上が国際系学部の主な特色といえるでしょう。
国際系学部出身者のほとんどは進学ではなく、就職しています。

就職先は大手航空会社や商社、国際NGOなどが相変わらず多くなっていますが、
製造業の会社への就職も増加しているそうです。

それは、世界を動かしている仕組みや諸問題、様々な文化、人々の主義・主張を学んでいく過程で、
改めて日本の良いところを再認識することが理由かもしれません。

国際系学部が人気を博している理由は様々だと思いますが、
一つの学問を徹底的に追求しないところが良い方向に作用していることが挙げられます。

フランス語やスペイン語、ロシア語、中国語、タイ語などの第2外国語や
幅広い分野の学問を学ぶことで多角的な視野(物事の考え方)が養われ、
ディスカッションなどの少人数授業で自分の意見を述べることは、
企業が求めるコミュニケーション能力や創造性につながるのです。
大学側もそこに着目して、国際系学部を新たに設置することに注力していると考えられます。

 

2014年10月20日

written

by ut-heartful


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