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2014月10月15日更新

海外就職向き不向き!あなたはどっち?

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海外に就職したいと考えているのですが、どういう人が向いていてどういう人が向いていないのでしょうか。
教えてください!(大学3年生 女性)


海外

© takasu - Fotolia.com

日本の経済が上向きといわれても、就職活動は未だに困難です。
それでも後ろ向きになるより、
企業のニーズを調査して就職戦線にひたむきに挑むのみです。

限られた求人の中に自分の希望職種、または自分が目指す分野があるとは限りません。
そんな時に、ふと海外就職を考える人もいるのではないでしょうか。
海外就職と言いましても、必ずしも万人に向いているわけではないでしょう。

向いているから勝ち組、向いてないから負け組というわけでもありません。
向き不向きはどんなことにも、すべての人にあるものです。

 

高まるグローバル志向



社会と学生を取り巻く状況は、日々変化しています。
大学1年生で約3割、4年生では約6割といわれている(就職ジャーナル調査2013年9月)、
就職活動におけるグローバル志向の傾向にそれが見られます。

グローバル志向が、ごく自然な形で自分の中に根差し、自ずと自分の未来を世界という枠で
とらえられているならば、それは良い傾向といえます。
しかしグローバルという言葉が独り歩きしている状況でのグローバル志向傾向であるならば、
それはよい傾向といえないかもしれませんね。

グローバルに振り回されないように、海外就職の向き不向きを考えてみましょう。

 

グローバルな人材とは



「グローバルな人材」イメージというと「語学力」とりわけ「英語力」があり、
それを日常で十分使うことができて、さらに学歴が高いと想像しがちです。

ここで興味深い対談をご紹介したいと思います。
それは、昨年開催された「池上彰と考える『グローバル人材とは何か』」という
イベントです。
(詳細はJICAのサイト→http://www.jica.go.jp/topics/news/2013/20131010_01.html

イベントの第一部は、グローバル人材って何?でした。
そこで、日経ビジネス編集長の山川氏は、
「日本を起点にして物事を考えず、地球規模で広く物事を考えるという視点」を持つことが、
グローバル人材の要素ではないかと語っておられます。

これは山川氏の的を射た視点だといえます。

実際、海外の企業から時折耳にする日本人スタッフのエピソードには、それが垣間見られます。
例えば「日本の本社はAの方針だから、Aで進めてくれ」といった話です。
欧米の日系企業でも大いにしてみられるといいます。

日本サイドの方針は方針として、それを現地に置き換えてみると、
「できること」と「できないこと」があります。

ここで必要とされる能力は、機転と柔軟性です。
現地スタッフと普段からのコミュニケーションで信頼関係が
築けていればこそ、機転と柔軟性で乗り切れる課題も多々あるようです。

日本を知り、現地も知っていればこそ、折りあうポイントがわかると、
海外の駐在員の方から伺ったことがあります。

先のイベントでは、池上氏もグローバルな人材の定義として
「世界に通じる人材である」ことを前提とした上で、
「日本の良さを自覚して働くことができる」こと、と語っておられます。

まずは自分が、もし日本と現地の狭間に立たされた時に、
どのように対応できるのかシミュレーションをしてみましょう。
自分で自分を、改めて理解することにつながります。
そして海外就職向きか不向きかの判断材料にすることもできますね。

 

自分をプロデュースする力を持つ



海外に向いているかどうかの判断材料は、先に述べたことばかりではなく、
自分の未来をプランニングした上で、判断していくことも大切ではないでしょうか。

「語学力が今一つだから、グローバルな人材ではない」というわけではなく、
大切なのは、語学力以上に人生の経験も要素として多分にあります。

40代、50代、60代と年齢を重ねないと持てない視点があります。
しかし、その年代を重ねても持てない視点もあります。
それが、その人自身のおかれた環境や経験だといえます。

昔の人は、「苦労は買ってでもしなさい」と言っていましたが、
不要な苦労は誰もしたくないものです。

でも価値的苦労(=経験)はしたいですね。経験とは苦労の異名と言われることもあります。
経験には色々ありますが、アルバイトやボランティア、サークル活動も含めて、
恋愛も友人との関係も、すべてといえます。

その時は、それが人生の中で光彩を放つほどの経験になるとは、誰も思わないものです。

「苦労は買ってでもしなさい」という言葉には、そういった先人の経験から出た
重みあるメッセージが込められています。
今の自分のおかれた環境の中で、できる限り積極的に生活するということは、
とても大切な経験だといえます。

それが自分を知り、自分を磨き、自分を成長させる材料になるわけです。
一つずつ、些細な経験も積み重ねていくことで、自信を持てるようになります。
それが、そのうち自分を客観視できた時、自分をプロデュースする力になります。

日本であろうと海外であろうと自分をプロデュースする力は、グローバルな人材の要件でしょう。
自分が海外向きかどうか、すぐに決めるのは難しいことです。

ですが、今までの人生を振り返って、自己分析をしてみることも一つの判断手段といえます。
あくまでも、自分が海外就職向きかどうかという判断は、自分でするしかないことです。
ある程度語学力がある、大学で国際経済を勉強したなど、
そういったことが判断の一つであることは、否めないことです。
では、そうでないから向かないかというと、そんなこともないはずです。

最小限の日常会話程度の語学力を要したとしても、国際経済選考は必須ではないはずです。
行動派なら現地に乗り込んで、ワーキングホリデーなどの機会を得て経験すれば、
テキストなどに書いてない経済の勉強を実感できます。
さらにアグレッシブな人は、海外協力隊などに応募して、現地で必要とされる事柄、支援とは何か?
ピースボートのボランティアで、多種多様な人々と旅をしながら自分にできる役割は何か?
などと経験することで、自分が海外就職に向いているかどうかもわかります。
応募した時点で、向いている要素の一つは持っているということだと思われます。

 



 

 

一般論としての海外就職に向く人、向かない人



 

海外就職に向く人
●社会や文化の違いを楽しめる
●好奇心旺盛
●どこに行ってもそこの生活を吸収して馴染める人
●意欲的で積極的な人
●誰とでもコミュニケーションをとれる人
●自分の立ち位置を知っている人
●言葉の違いに臆さない人
●人生は冒険!くらいに楽観的な人

 

海外就職に向かない人
●日本を基準に考えがちで、種々日本と比較して落胆する人
●何事も計画通り、予定通りでないと気が済まない人
●四角四面で柔軟性に欠ける人
●他人を頼りすぎる人
●積極的に自分から行動しない人
●コミュニケーションが苦手な人
●安定した将来を求める人
●言葉の違いで、臆してしまう人

以上は、あくまで一般論としての比較です。
向かない人の要素の中には、努力次第で克服できることが沢山あります。
ですから、これがすべてと思わないでください、今の自分を知る目安になればと思います。
また、これで海外就職がダメというわけでも、グローバルな人材じゃないというわけでもありません。
時代は刻々と変化し、多種多様な要素を求めています。
日本でも海外でも、どこかで「あなたが必要とされている」ということを信じて、
自分を社会のステージで輝かせるプロデューサーを目指してみましょう。

 

向き不向きと同様、海外へ飛び出すタイミングは自分が決める



海外就職に向いているかいないか?というのは、他人が決めることでもなく、
卒業と同時に社会に出る、そのタイミングで決まることでもないと思います。
海外へ出よう!そう考えた時、その時あなたが海外就職に向いている要素を
一つ以上は持っているといえます。
グローバルな人材という言葉に踊らされないために、自分を知ってどうあることが今ベストか、
それを熟知していきましょう。
インターネットや本、DVD、講演会など、海外就職に関する情報があるだけ、
グローバルな人材に関する情報もあります。
自分の将来を明確に描いてみて、最終的に自分がどうなりたいのか?
ということに着眼して、海外就職に踏み出すかどうか考えてみるのもいいと思います。
最期に、あふれる情報に左右されることなく、「百聞は一見にしかず」という諺を肝に銘じ、
アグレッシブに行動してみると、新たな世界がそこに広がっていることに、きっと気づくと思います。

2014年10月15日

written

by suzucreatorssoul


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