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2014月10月3日更新

借りる前に知っておきたい、奨学金返済免除の事由

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奨学金を借りたいのですが、返せるかどうかが不安です…(高校3年生・男性)


 

請求書とお金

 

奨学金の返済に困ったら



 

貸与型の奨学金は原則返済しないといけません。

しかし別の記事でも触れましたが、昨今の奨学金は滞納者が一定数いるのも実情です。なかには収入の変動や失業、もしくは心身の変調などにより、やむを得ない事情で従前の計画通りの返済が難しいことも起こりえます。

そのために奨学金の返済には免除と猶予という制度が存在しています。日本学生支援機構を例にとってその制度を紹介しましょう。

 

奨学金の返済免除



 

返済免除



奨学金の返済が免除されるには、奨学金を受けていた方が一定の条件を満たし、願出を出す必要があります。


ちなみに手続き自体は独立行政法人日本学生支援機構の市谷事務所で行っています。本部ではないのでご注意下さい。



 

さて肝心の条件をご紹介しましょう。


まずは多くの人が受けるであろう、第二種奨学金から。



 

第二種奨学金の返済免除



第二種奨学金の返済免除は、本人が死亡し返済ができなくなったときと、精神もしくは身体の障がいにより労働能力を喪失、または労働能力に高度の制限を有し、返済ができなくなったときとあります。


支援機構の審査の後に結果が出るとのことです。後者の場合は審査次第では一般猶予とされてしまいます。まずは支援機構にご相談されるのがよいでしょう。



 

※引用:日本学生支援機構「返還免除」

 

第一種奨学金の返済免除



第一種奨学金の返済免除は大きく2つあります。

 

1)死亡または精神もしくは身体の障がいにより返済ができなくなったとき


これは第二種と同様の場合です。



 

2)特に優れた業績による返還免除

大学院において第一種奨学金の貸与を受けた学生が、在学中に特に優れた業績を上げ、


支援機構がその業績を認定した場合には貸与期間終了時に奨学金のすべてまたは一部の返済が免除されます。



なんとハードルが高そうではありますが……。


この制度は学生の修業への動機付けを目的とした制度であり、


優れた業績とは学問分野での顕著な成果や発明・発見とは限りません



 

専攻分野に関する文化・芸術・スポーツにおけるめざましい活躍、


ボランティアなどでの顕著な社会貢献なども含めて評価されるとのことです。


ちなみに、対象は2004(平成16)年4月1日以降に大学院の第一種奨学生に採用となり、奨学生の貸与を受けた方です。



 

※引用:日本学生支援機構「返還免除」

 

その他の返済免除



他にも日本育英会法の廃止以前の制度があるのでご紹介しておきましょう。


先ほど挙げた時期以前の方のための返還特別免除と言われる制度です。



 

大学院において第一種奨学金の貸与を受けた学生のうち、


条件を満たした方が教育または研究の職についたときに返済が特別に免除されます。



 

対象となっているのは、2004(平成16)年3月31日以前に大学院の第一種奨学生に採用となり、奨学生の貸与を受けた方です。


これから入学される方は関係ないでしょうが、過去受けていて今返済中の方はいらっしゃるかもしれません。



 

ではこの条件とは何でしょうか。

 

特別免除の条件

 

・大学院に2年以上(学位を授与された場合は1年以上)在学している必要があります。


・大学院を終了または退学後2年以内に免除職に就職する必要があります。ただし大学などで研究を補助するような職務など、特定の職が継続しているときは、さらに3年間就職期限が延期できます。


・免除職に通算して5年以上、15年間在職する必要があります。



 

※引用:日本学生支援機構「返還免除」

 

奨学金の猶予



最後になりますが、他にも猶予の制度などが存在します。


条件や審査がありますが、審査の間も返済が猶予されるようになっています。



 

在学中の方なら進学、留年、留学などが条件となっています。


また返済中の方であれば、傷病、失業、収入が少ない、進学準備中などさまざまな事由が設けられています。


返済が難しいようなら、一度ご相談されることをおすすめします。



 

※引用:日本学生支援機構「返還猶予」

2014年10月3日

written

by 煎茶濃いめ


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