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2015月1月13日更新

こうしてリクルートを起業した!学生起業の成功と失敗

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リクルート企業の歴史を紹介してください!(大学2年生 男性)




画像出典

学生起業はなにも最近に始まったことではありません。
以前から存在していました。
その代表例とも言える企業が、皆さんが就活やアルバイト探しで
利用されているであろう、「リクルート」です。

 

リクルートの起業の歴史



リクルートは「株式会社リクルートホールディングス」を中心とした企業グループで、
リクナビ、リクナビNEXT、タウンワーク、フロム・エーナビなどの、
所謂求人広告などを雑誌やWebで手がける企業です。

今では、その事業範囲は求人広告に限らず、出産・育児、進学、住宅・賃貸、旅行、飲食店、
中古車など様々な情報とその後の工程である人材派遣業を手がけており、
人一人の一生に沿ったモデルを形成しています。

 

リクルート草創期



この企業群を創業したのが、今は亡き江副浩正氏(1936年~2013年)です。
彼は、東京大学教育学部卒で、その在学中に財団法人東京大学新聞社の仕事に携わり、
そこで企業向けの営業を覚えたと言われています。

それらのノウハウを活かし、1960年に大学が発行する
新聞の広告代理店「大学新聞広告社」を創業します。
この時、東京大学新聞編集部の先輩森稔(森ビルの実質的創業者と言われる人物)
が経営する、賃貸ビル「第2森ビル」の屋上に仮設事務所を借りて事業を行ったと伝わっています。

この大学新聞広告社で、大学新卒者向けの「企業への招待」(リクルートブックの前進)
を発行し、求人広告の地位向上に貢献したと言われています。

その後の1963年に「株式会社日本リクルートセンター」へ社名変更し、
今の社名に近づき、「就職ジャーナル」(現在休刊、ネットサービスのみ展開)や
高校の先生向け「就職指導」(現「キャリアガイダンス」)など、
就職情報向けの雑誌を拡充していきます。

 

多角化



1970年代に入り、「リクルート進学ブック」、「就職情報」創(現在ネットサービス展開)
などの就職情報の媒体を拡充する一方で、関連子会社の設立と、
「住宅情報」などの就職情報以外の媒体や、不動産事業、金融業への進出を開始します。

1980年代では、1981年のリクルート銀座8丁目ビル(本社ビル竣工)を皮切りに
積極展開を続け、転職雑誌である「とらばーゆ」創刊(現在ネットサービス展開)、
アルバイト誌を手がける株式会社リクルートフロム・エー(現・株式会社リクルートジョブズ)、
旅行雑誌、中古車情報誌など事業を拡大し続けました。

今の社名の元である「株式会社リクルート」に変更したのも
1984年、この頃にあたります。

 

最大の苦難



皆さんもの中にも御存知の方はおられるでしょうが、
「リクルート」を語る上で切っても切れないのが、
1988年に発覚した「リクルート事件」です。

これまでのリクルートは正に戦後の日本の歴史をなぞるような発展でしたが、
日本の経済発展がピークを迎えるのと時を同じくして、
戦後最大級の贈収賄事件の贈賄側の関係者として江副浩正氏が起訴されることになり、
その後に有罪が確定します。

贈賄の発端は、ビル建築に関わる利益供与ですが、背景にあると言われているのは、
当時新興企業ゆえに財界からは距離を置かれていたという実情でした。

この後、江副浩正氏は経営から退き、リクルート株をダイエーの中内功氏に譲渡しますが、
折しもバブル崩壊が日本を襲い、企業の信用失墜のみならず、
不動産業子会社と金融業子会社の経営難も抱えることになります。

 

インターネットへの進出



しかし、リクルートの根幹である、情報産業自体は1990年代に入っても揺るぎませんでした。
「じゃらん」、「ゼクシィ」、「ケイコとマナブ」など時代にあった媒体を創刊し、
インターネットへもいち早く対応し、1996年にはご存知、
「RECRUIT BOOK on the Net」(現「リクナビ」)のサービスを開始します。

これらにより、リクルートは、バブル期の不動産や金融事業の失敗で
94年3月期に約1兆4,000億円あった有利子負債を後に自力で完済しました。

 

再構築



2000年代では、ダイエーグループから離脱し、ブランドの再構築、グループ再編を進めます。

既存の情報誌にとどまらず、フリーペーパー、ネットなど、
あらゆるメデイアへ対応させていきます。

そして、2012年に、現在の株式会社リクルートホールディングスを中核とした、
7事業会社のグループへと再編。
2014年10月に東京証券取引所市場第一部に上場を果たします。

 

いかがでしたか。
あのリクルートも学生企業から生まれたのです。
リクルートの成功や失敗、ぜひ参考にしてくださいね。

2015年1月13日

written

by 煎茶濃いめ


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