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2014月10月8日更新

中小企業診断士の難易度を語る3つの数字

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Q.銀行への就職を目指しているサークルの先輩で中小企業診断士に合格したという話を聞きました。中小企業診断士に合格するのはどのくらい難しいですか?(大学2年生・女性)






最近では「就職に有利になるかもしれない」という理由から、


中小企業診断士になるための試験勉強をする大学生が増えています。


そこで、国家試験である中小企業診断士試験に合格するにはどのくらい難しいのか、3つの数字から見ていきます。


コンサルタントの仕事


© takasu




1000~1500



諸説ありますが、中小企業診断士試験に合格するための勉強時間として


1000時間~1500時間必要だとする割合が多くなっています。


ここまで勉強時間が多くなっている原因のひとつは、科目数の多さと内容にあります。


中小企業診断士試験に合格するためには1次試験で7科目のマークシート試験に合格した上で、


2次試験で4事例の記述試験と口述試験に合格しなければなりません。


仮に、最も少ない1000時間の勉強時間を1年間しただけで1次試験も2次試験も合格しようとすると、


単純計算で、1か月あたりの勉強時間は約83.3時間、1日あたりの勉強時間は約2.7時間です。


大学生ともなると、大学の授業や研究活動のほか、サークル活動や飲み会など、


勉強も勉強以外でもやることはたくさんあります。


その上で、最も少なくても1日約2.7時間の勉強時間を確保するのは、とても大変なことではないでしょうか。




4



1次試験と2次試験の合格率は例年、ほぼ4%前後で推移しています。


平成25年度(2013年度)試験を例にとると、


1次試験合格率(欠席科目がひとつもない受験者数÷試験合格者数)は21.7%(※)で、


2次試験合格率(欠席科目がひとつもない筆記試験の受験者数÷合格者数)は18.5%(※※)です。


これらの数値から割り出すと、4.0%(小数点2位以下四捨五入)ということになります。


合格者の年齢層で最も多いのは20歳代や30歳代といった、


社会人経験をしている年齢層である場合がとても多いです(※※)。


社会人経験豊富な人と競って、合格する割合が4%という点では、難関国家資格のひとつと言ってよさそうです。





52



平成25年度(2013年度)試験において合格した女性の人数です(※※)。


具体的には、女性の2次試験申込数256人のうち合格者数は52人(20.3%)です(※※)。


ちなみに、同年度における男性の2次試験申込数は4822人で合格者数は858人(17.8%)です。


合格者数の割合としては男性よりも女性の方が高くなっていますが、


合格者数そのものを見てみると、いかに女性の受験者数・合格者数が少ないかが明らかです。


以上3つの数値から中小企業診断士試験がいかに難しい国家試験であるか、おわかり頂けたのではないでしょうか。


しかし、難しいからといってすぐ諦めるには惜しい資格です。


なぜならば、中小企業診断士には独占業務がない分、多岐にわたる分野で活躍の可能性がたくさんあるからです。


また、人数の少ない女性中小企業診断士ともなると、


女性の起業に関する助言やセミナーなど、活躍できる場は男性よりも更に広がります。


書店には、中小企業診断士が書いた書籍も多く売られていますので、


そのような本を読むなどして、中小企業診断士の活躍ぶりを見てみてはいかがでしょうか。


※出典:平成25年度中小企業診断士第1次試験に関する「統計資料」(一般社団法人 中小企業診断協会)
※※出典:平成25年度中小企業診断士第2次試験に関する「統計資料」(一般社団法人 中小企業診断協会)

2014年10月8日

written

by hiroka


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