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2014月10月15日更新

理系大学生向け!卒業論文の構成についてのまとめ

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ずばり卒業論文の構成についてご指導を願います。
テーマは決まっているのですが、どのような構成で書けば学術的になるのでしょうか?
(大学4年・男性)


 

卒業論文は大学時代の集大成。
初めて書くので、どんな構成にしたら良いかわかりませんよね。
そんな悩める理系大学生を助けるべく、
理工系学部を卒業した筆者が、卒業論文の構成についてまとめてみます。

論文を書く少年
© Photographee.eu

基本的な構成



大学や研究内容によって多少の差はあるものの、基本的な構成は下記の通り。

表紙
内容を要約したわかりやすい題名、指導してくれた教授名、著者名を記載する。

目次
項目とそのページ数を記載する。

序論
研究目的や研究の背景を書く。関連している研究があれば序論で紹介しておく。

理論と実験計画
理論値などの導きたい結果を書き、そのために行う実験の内容や計画を示す。

実験結果
実際に実験して得られたデータなどの結果を書く。理論値と離れていてもOK。

考察
得られた結果を踏まえて、理論や計画と比較してどのような結論が得られたのかを書く。

結論
考察の内容を中心に、論文全体の内容をできるだけ簡潔にまとめる。

付録
必ず必要なわけではないが、実験に用いたシステムなどがあれば付録として添付する。

謝辞
研究や論文作成に対しての感謝の言葉。感想みたいなもの。

著者の経歴
生年月日、中学から大学までの入学・卒業歴(大学は卒業予定でOK)を記載する。

 

どこから書くのが良いのか



もちろん表紙から順番に書いていければ良いのですが、初めての人にはなかなか難しいもの。
どこから手を付けて良いのかわからない場合、
まずは表紙、著者の経歴、謝辞、目次の順番で書き始めることをおすすめします。

表紙と著者の経歴は、決まっている内容だけなのですぐに書けると思います。
謝辞は論文の内容とはあまり関係がなく、これまでの研究室での生活などを振り返って、
研究や論文作成に対する感謝の言葉を述べるだけなので、書き始めやすいと思います。
目次は難易度が高そうに思えますが、目次があることによって、
本文を書く道しるべができるので、最初に書いておくのが良いと思います。
目次も最初から小項目まで書く必要はありません。
筆者の卒業論文を例にすると、
1. 序論
1.1 緒言
1.2 従来研究
1.3 研究目的
1.4 本論文の構成
のように、おおまかに大項目、中項目まで書いておき、小項目は書き進めながら追加していく方が楽です。
また、目次を書き終わったら一旦教授に見てもらい、この流れで良いか確認してもらうと、
書き進めてから大幅に修正されることも少なくなります。

目次が出来上がったら目次に添って書き進めていきます。
このときは前章で述べた内容から導いたりすることがあるので、序論から順番に書いていく方が良いでしょう。

 

論文を書くときの注意点



コピー&ペーストは厳禁



ついやってしまいたくなるコピペですが、盗作になってしまうので、絶対にやってはならない行為。
どうしても他人の論文の一部を用いたい場合は引用としてきちんと出典を明記しましょう。

 

図や表にも番号をつける



論文の途中に図や表を用いることがあると思いますが、章ごとに通し番号をつけ、わかりやすいタイトルをつけましょう。
例えば「図2.1 加熱時および冷却時における実験装置の各位置」のように、
第2章に出てくる図は順番に図2.1、図2.2…とし、表は順番に表2.1、2.2…とします。

 

参考文献を明記する



引用だけでなく、論文を書く際に参考にした文献はすべて参考文献として出典を明記するのがルール。
最後にまとめて記載する方法もあるが、参考文献が多い場合は章ごとに論文中に出てきた順番に通し番号を付け、章末に記載する方がスマート。
また、参考文献にWikipediaを用いるのはやめた方が良い。
インターネット上の情報は間違った情報も多いため、基本的に参考文献としては使えないので要注意。

 

いかがでしたでしょうか。
卒業論文は卒業するためには誰もが通る関門ですよね。
筆者はシミュレーションがメインの卒業論文を書きましたが、82ページという超大作になり、
とても大変だった記憶があります。

1番参考になるのは先輩の論文だと思いますが、
この記事も少しでも参考になれば幸いです。

2014年10月15日

written

by tamorieeeen


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