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2014月12月2日更新

大人になった今読みたいクリスマス絵本8選

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クリスマスイベントで、友達同士でクリスマスに関係する絵本を持ち寄ろうという話になりました。大学生にオススメの絵本、ありますか?(大学1年生・女性)


子供の頃読んだ絵本、覚えていますか?
誰でも心の中に、ひとつは印象的なお話や絵の記憶が残っているでしょう。
最近では、大人向けの絵本も多く発売され、大人でも絵本に触れる機会が多くなりました。
今回は、大人になった今だからこそ心に響く、クリスマスにぴったりな絵本を8つ、紹介します。

 

サンタクロースっているんでしょうか?



サンタクロースっているんでしょうか?
画像出典・Amazon

有名な、1897年にニューヨークの新聞社で書かれた、社説のお話です。
とある新聞社に、ある日バージニアという女の子から手紙が届きました。

「きしゃさま あたしは八つです。
あたしの友達に「サンタクロースなんていないんだ」といっている子がいます。
パパに聞いてみたら「サンしんぶんに、といあわせてごらん。
しんぶんしゃで、サンタクロースがいるというなら、
そりゃもうたしかにいるんだろうよ」といいました。
ですから、おねがいです。おしえてください。
サンタクロースって、ほんとうにいるんでしょうか?」

記者はこの質問に対し、バージニアの友達は間違っている、
と述べた上で、サンタクロースの存在について答えていきます。

サンタクロースっているのかな?と自分や今の子供も
誰もが一度考えることの答えが、この本には書かれています。
その答えは、大人になった今だからこそ自分の胸に響く言葉となっています。

 

ナイトメア・ビフォア・クリスマス



ナイトメア・ビフォア・クリスマス
画像出典・Amazon

ティム・バートン原案のディズニーのストップモーションアニメ映画として有名なこの作品。
実は、原作のティム・バートンによってかかれた絵本があるというのはご存知でしょうか。

舞台はハロウィンタウン。
ハロウィンタウンの奇妙な住人たちは
毎年ハロウィンをやることで人生を楽しんでいましたが
王であるジャックはこの繰り返されるハロウィンに虚しさを感じていました。

そんな時、クリスマスタウンの光景を目にすることになり、
ハロウィンタウンでもクリスマスをやろうとします。
しかし、怖がらせることで楽しんでいたハロウィンタウンの
住人たちの作るクリスマスは想像とは違うものでした。

映画では、1コマ1コマ動かす人形によって
奇妙かつ巧妙に作られていましたが、ティムバートンによって描かれた元の絵で見ると、
また違った風にこの作品を楽しむことができます。
今や様々な映画を撮る映画監督のティムバートンの独特な感性が、よく分かること間違いなし!

 

ビロードのうさぎ



ビロードのうさぎ
画像出典・Amaozon

クリスマスのプレゼントとして、一人の男の子のところにやってきたビロードのうさぎ。
うさぎは、玩具の木馬に「子供に愛された玩具は本物になれる」と教えられ、
いつか本物になりたいと願っていました。
男の子はうさぎをとっても大事にして、片時も離すことはありませんでしたが、
お別れしないといけない時がやってきてしまいます。
うさぎは本物になれるのでしょうか。本物とは、一体なんなのでしょうか。

玩具と少年の、よくある物語ですが、こういうお話は大人だからこそ深いものです。
子供の頃読んでいても、よかったー、で終わってしまいそうですが、
大人が読むからこそ考えさせられます。

玩具にとっての本物とはなんでしょうか。本物になることの幸せとはなんでしょうか。
是非、自分が昔好きだったおもちゃのことを考えながら読んでみてください。

 

モミの木



もみのき
画像出典・Amazon

世界中で愛されている童話作家アンデルセンの童話の絵本です。

あるところに若いモミの木がいました。
モミの木は、今の自分の状態に満足しない木でしたので、
帆柱になった他のモミの木や、
クリスマスツリーになって部屋の中で綺麗に飾られたモミの木などに、
憧れを抱いていました。

おひさまと空気は
「私たちがいるじゃないか。ここでお前のいきいきとした若さを楽しみなさい」
といいますが、モミの木はやっぱり違う木が羨ましくて仕方ありません。
美しく立派に成長したモミの木は、クリスマスツリー用に切り倒されて、ツリーになりますが、
それが思っていたよりも良いことじゃなかったと知ります。そして、結局すべて燃やされてしまいます。

さすがアンデルセンの童話、といった感じの、心に刺さるやるせないお話です。
モミの木の心は人間そのもので、甘い妄想をとっぱらえ!と言っているような感じさえします。

子供に言ったってわかりっこない、「今を楽しみなさい」という言葉が強い意味をもって書かれているので、
現状に不満ばかりの大人になってしまった人に考える機会を与えてくれる、大人向けの絵本ですね。

 

天使のクリスマス



天使のクリスマス
画像出典・Amazon

クリスマスの夜、サンタさんが子供たちにプレゼントを届ける様子を、綺麗な絵で描いた文字なし絵本です。

作者のピーター・コリントンが「この本をえんとつのない家の子どもに送ります」と書いたように、
誰もが一度は疑問に思う「煙突のない家」への、サンタさんのプレゼントの届け方が分かっちゃいます。

文がないのですが、その分、紙いっぱい描かれた綺麗な絵からお話を読み取って、
その世界に没頭することができます。
サンタさんがプレゼントを届ける冬の夜の景色、家の子供の様子、プレゼントは、
どんな大人が見ても何か懐かしい気持ちにさせてくれます。

普段ファンタジーの世界から身を引いている大人だからこそ、
たまにはこういう絵本を読んでホッとしてみるのもいいかもしれませんね。

 

クリスマスのまえのよる



クリスマスのまえのよる
画像出典・Amazon

神学者のクレメント・C・ムーアが、病気がちだった娘を
笑顔にしようと書いた詩がお話となっている心あたたまる絵本です。

このお話というのも、クリスマスの前の晩に、赤い服を着ている白いお髭の生えたおじさんが、
トナカイの引くソリに乗って、煙突に忍び込み、ベッドの脇の靴下にプレゼントを入れる、
という今じゃ当たり前のクリスマスのお話ですが、
なんと、そのサンタのイメージはこの作品から世界中に広まったそうです。

詩の愉快なイメージを、綺麗でかわいいらしい絵が盛り上げています。
この絵本自体が縦長サイズになっており、
クリスマスの靴下に入るような形にされていて、プレゼントにもぴったり。

クリスマスを意識することも忘れてしまった大人だからこそこそ、手元にあったら嬉しい一冊です。

 

クリスマスのあくま



クリスマスのあくま
画像出典・Amazon

可愛らしい悪魔が書かれた表紙が目を引くこの一冊。
普通じゃないクリスマスの絵本が読みたい人におすすめのお話です。

クリスマスの日に何か悪いことをしないといけない悪魔の子。
ちょっとした事故で悪魔の大王様にそっくりになってしまったお調子者のサンタさんに出会い、
彼の目論見にのせられることになります。

サンタクロースの一般的なイメージとは裏腹に、
ここに出てくるサンタさんはいわゆるチョイわる系で、
悪魔の子を良い方に上手く誘導してしまいます。

サンタクロースのイメージにはもう固執していない人には面白く読んでもらえる作品です。

 

ゆきだるま



ゆきだるま
画像出典・Amazon

最後は、アニメーション化もされた、
とても有名な絵本であるレイモンド・ブリッグズの「ゆきだるま」を紹介します。
小さい頃にアニメを見たことのある方も多いのではないでしょうか。

一面銀世界となった冬のある日、少年はお庭にゆきだるまを作ります。
その夜の12時、雪だるまは命を持って、少年と遊ぶことになります。
家の中で大人を起こさないように遊んだあと、二人は手を繋いで北極まで飛んでいきます。
到着した先は、雪だるまのパーティー会場。
少年はそこでサンタクロースにマフラーをもらい、また二人で飛んで、家に帰り眠りにつきます。

翌朝目が覚めてお庭にむかうと、ゆきだるまは溶けてなくなっていました。
昨夜の出来事は夢かと思いますが、少年のポケットにはマフラーが残されていました。

なんとも楽しくもあり寂しくもあるお話です。
アニメーションではBGMが流れている中で展開される作品でしたが、
絵本では純粋に絵だけを目でおう形でお話が進んでいきます。
色鉛筆のような淡いタッチの絵は、雪だらけの真冬の世界をも温かく感じさせてくれます。

大人になった今だからこそ「夢の儚さ」をぐっと感じさせてくれる、字のない絵本の傑作です。

 

いかがでしたでしょうか。
普段本も読まないし、絵も感賞しない方でも気軽に楽しめるのが、絵本の魅力です。
今年の冬はこんな素敵な絵本を読んで、クリスマス気分に浸ってみるのはいかがですか?

 

2014年12月2日

written

by 黒鳥


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