現在17271個の困ったを解決できます!

2014月12月1日更新

遅いと意味がない?初詣はいつまでに行けばいいの?

4151 views

初詣は遅いと意味がないって聞いたのですが、本当ですか?また、初詣はいつまでに行けばいいのでしょうか?(大学2年生・男性)


初詣

年明け、皆さんが最初にしたいと思うのは、きっと「初詣」でしょう。
ところで、初詣っていつまでに行けばいいのでしょうか。
2月、3月くらいに初詣に行っても、「今年初めてその神社・寺に行く」のなら初詣と言えるのでしょうか…。

 

実は、初詣の時期には定義がない



初詣はいつまでに行けばいいのか、この点は非常に悩ましいと思います。
しかし残念ながら、初詣の時期については明確な定義というものが存在しません。

デジタル大辞泉によると、初詣は「年明け最初の参拝」のことだとされています。
年明け最初だと言っているだけで、時期や期間については一切触れられていません。
つまり、「年明け」が一般常識的にいつまでのことを指すのか、
が初詣の時期を考える鍵となるわけです。

 

「年明け」がいつまでかを教えてくれる4つのキーワード



では、年明けというのは一般的にいつくらいまでなのでしょうか。
ここで参考になるのが、正月に関係し、古くから使われてきた4つの言葉です。
順に紹介します。

 

正月三が日



1月1日の元日から3日までの3日間のことを、このように呼びます。
街では「明けましておめでとう」の挨拶が飛び交い、まさに年明けを実感できる期間です。
この期間は行政機関やほとんどの会社などがお休みとなり、また、初詣もピークを迎えます。
この3日間に初詣に行く人が最も多いのですから、この正月三が日が一般的に「初詣に行く時期」と考えるのが妥当でしょう。

 

松の内



1月1日の元日から、七草粥を食べる7日までの7日間のことを、このように呼びます。
一説によると、一般的に初詣はこの「松の内」の期間内にするもの、とされています。

こう考えると、正月三が日の間に初詣に行けなくても、
7日までに行ければ遅いと言われることはなさそうです。
確かに、正月三が日を過ぎれば会社なども始まりますし、
混雑も多少緩和されますから、初詣の穴場の時期と言えそうです。

 

小正月



小正月とは1月15日のことです。
かつて日本で使われていた「太陰暦」という暦で、
年明け最初の満月の日をこう呼んだことがそのルーツ。
明治時代に現在の暦「太陽暦」に切り替わってからは、
太陽暦1月15日をこのように呼ぶことになりました。

ちなみに、祝日の「成人の日」がかつて1月15日で固定されていたのは、
昔、元服の儀式を小正月に行っていたことの名残です。

実は、先ほど出てきた「松の内」は、江戸時代初期まではこの小正月の日までを指していました。
この日まで門松を飾り、新年をお祝いしていたのです。
そういった経緯もあり、この小正月までに初詣を済ませれば大丈夫、とも言われています。

 

旧正月



旧正月とは、先ほど出てきた「太陰暦」における正月、つまり新年を迎える日のことです。
太陰暦と太陽暦には1か月ほどのずれがあり、
太陰暦の正月は、太陽暦では1月の終わりころにあたります。
そのため、旧暦に従えば旧正月の日に参拝することは立派な「初詣」になります。

このことから、旧正月までに行けばいいだろうという考え方もあります。
(※具体的にいつが旧正月にあたるのかですが、旧正月は年によって変動します。
最新のカレンダーなどで確認して下さい。)

 

旧正月が一つの目安



これら4つのキーワードを踏まえると、どうやら一般的に年明けというのは、
旧正月の頃までだと考えられます。
そして初詣については、早ければ早いに越したことはないものの、
旧正月までに行けばいい、と考えるのが自然でしょう。

従って、旧正月までに行く、というのが初詣の時期に関する一つの結論です。
この結論に立つと、さすがに2月、3月では遅いでしょうね。

なお、先ほども述べたように、初詣の時期には明確な定義がありません。
ですから、旧正月までというのを目安として、初詣に行けばいいと思います。

 

初詣はいつまでに行けばいいのか、お分かりいただけましたか。
のんびりしすぎて、初詣に行かないまま2月に突入してしまった…
ということのないよう、気を付けて下さいね。
では、素敵な初詣を!

 

 

2014年12月1日

written

by 八百万


同じカテゴリの記事をもっとみる

ライター

WRITERライター情報

pagetop