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2014月12月27日更新

恋も仕事も一生懸命な女子へ!うまく行かない時に読んでほしい本7選

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バイトや学校も彼氏とのことも一生懸命やっているのに最近全然うまくいきません。気分転換に本を読みたいのですがおすすめのものを教えてください。(大学2年生・女性)


皮肉なことに、一生懸命なときほど、うまくいかないことが多いような気がします。

そんな時、本を読んでみてはどうでしょうか?

ただの作り話、個人の見解にすぎない等々、思われるかもしれませんが、不覚にも涙をこぼしてしまったり、思わず笑ってしまったり。

本を読んで初めて知る自分がそこにいるかもしれません。

 

みをつくし料理帖シリーズ(著者:高田郁)



みをつくし料理帖

画像出典:アマゾン

江戸の人々に上方料理を出す「つる家」の女性料理人、澪の奮闘を描くシリーズ全10巻の連作時代小説。

挫折や悲しい恋を経験しながら、料理人としての生き方を全うしようとする澪の姿と、まわりの人々の人情が、胸をあつくします。

苦しいこと、悲しいことがたくさん起こります。

それでも、澪は真摯に向き合い、努力を厭わず、克服していきます。

登場する人たちもみな懸命に頑張って生きていこうとします。

どの巻を読んでも、泣けます。

頑張ることは全然かっこ悪いことではないと改めて思います。

澪の生き方には、こんなにも自分の道を貫き通せるものなのかと、ある意味うらやましい思いがあります。

女性も自由に職業を選べ、人生を自分で決められる現代だからこそ、生き方に悩む女性におすすめです。

 

阪急電車(著者:有川浩)



阪急電車

画像出典:アマゾン

兵庫県の西宮市と宝塚市を結ぶ、片道わずか15分のローカル線を舞台にした、オムニバス形式の小説。

偶然乗り合わせた人々のドラマが少しずつ重なり合いながら展開されていきます。

お互い以前から気になっていた二人が偶然乗り合わせて恋が始まる話や、地方出身者の大学生カップルの話はほっと心が温かくなります。

恋人を同僚に取られて仕返しに純白のウェディングドレスで披露宴に出席する美女。

恋人のDVに悩む女子大生。

見栄張りの主婦グループと仕方なしに付き合っている気弱な専業主婦。

人生うまくいかないなあと思わせるような人々が乗車してきます。

それぞれの人々が、ランダムに出会い、関わっていくことで、変わっていきます。

なんだかそんなにかっこよく生きなくてもいいのではないかと思えてくる、読み終わって爽やかさが残る物語です。

乗り合わせた女性たちに影響を与える聡明な老婦人が素敵です。

 

返事はあした(著者:田辺聖子)



返事はあした

画像出典:アマゾン

24歳のOL江本ルルが主人公の恋愛小説。

仕事はできるが、とくにキャリアウーマンというタイプでもなく、結婚願望はあるのだが、美形の恋人はどこか冷たくて煮え切らない。

著者は恋愛小説の大家で、この小説は随分前に書かれたものですが、20代半ばの女性の悩みは普遍かもしれません。

仕事も恋もなかなか手応えを感じられない不安な気持ちは今の若い女性にも共感できるものがあるかもしれません。

ルルは、彼への思いに惑いながらも自分が本当に求めている幸せに気づいていきます。

落語の寄席の話や、関西の美味しいものの話がたくさん出てくるところもガイドブックのようで楽しくておすすめです。

 

そんなバカな!-遺伝子と神について-(著者:竹内久美子)



そんなバカな

画像出典:アマゾン

あらゆる生物は遺伝子の乗り物にすぎず、遺伝子の命令に従って行動しているという「利己的遺伝子」の概念をベースに展開していくのですが、とっても読みやすい、専門書ではなくエッセイです。

著者は動物行動学を専攻した京大出身のライター。

男が浮気するのも、姑の嫁いびりも自分の複製を生き延びさせるための遺伝子の企みであるらしいのです。

親子の愛も、友情も否定。

女性が適齢期になると結婚したい、子どもがほしいと思うようになるのも、コピーを増やせという遺伝子の命令に従っているだけ。

この世に神も仏も愛もないのかと、なんとも殺伐とした気持ちにさせられるような内容ですが、遺伝子の繁殖戦略により、男性を理系男、文系男、ケチ男、バクチ男の4タイプに分けて解説しているあたりなど、思わず笑ってしまいます。

恋人との関係に悩んでいる人も、彼が悪いわけではなく全ては遺伝子の仕業なのだと思えば、気が楽になるかもしれません。

 

 無常という力 「方丈記」に学ぶ心の在り方(著者:玄侑宗久)



無常という力

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「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」という教科書で読んだ記憶のある鴨長明の「方丈記」を、福島に暮らす著者が読み解いていくもの。

著者は僧侶でもある、芥川賞作家。

現代の我々と同じように震災を経験した鴨長明。

著者は数々の災いを経て綴った「方丈記」には、現代に生きる私たちが学ぶべきことがあるとしています。

普段忘れがちな「無常」、今の状態がずっと続くわけではないということ、当然いるべき人、あるべき物がなくなってしまうということを、思い知らされることがあります。

震災などの天災だけでなく、予期せぬこと、自分がどんなに頑張ってもどうにもならないことが、どの人の人生にもあるのではないでしょうか。

人の世は無常です。

だからこそ、こうあるべきだという一種の信念のようなものは、時に生きづらくさせる、今を見つめて、揺らぐべきだと説いています。

「あるべき自分」に縛られている人にもおすすめです。

 

働く女(著者:群ようこ)



働く女

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百貨店外商部のチハルは、とても誠実な人です。

お客様に無理に商品を売りつけたりできません。

そのため売り上げが伸びず上司から責められてばかりです。

そのほか、無神経でうっとうしいオヤジたちに悩まされるベテランOL、ワガママ大女優、ポリシーあるラブホテル店長など、十人十色の働く女が登場します。

奮闘努力する彼女たちの姿に思わず吹き出してしまうのですが、なんとなく共感できるところもあります。

疲れたなあと思うときに、とにかく笑えるのでおすすめです。

 

いつもいっしょに(作:こんのひとみ、絵:いもとようこ)



いつもいっしょに

画像出典:アマゾン

絵本です。

絵がとってもかわいいので部屋に飾っておいても癒されかもしれません。

一人ぼっちのくまの家に、ある日うさぎがやってきます。くまは、うさぎのために毎日料理を作り世話をします。

一方うさぎは、ただくまのそばでにこにこしているだけで、何も言いません。

くまはそんなうさぎの態度に不安を感じていきます。

うさぎは自分のことをどう思っているのか。

「こんなにもしてあげているのに、なにもかえしてくれない」と思うことはよくあります。最初は見返りを期待していたわけではないのに、ただ相手を喜ばしてあげたい、相手の役に立ちたいと思っていただけなのに。

くまはとうとう言ってはいけないことをうさぎに言ってしまいます。

恋人との関係に悩んだ時に読んでみてはどうでしょうか。

 

 

紹介した7冊はどれも、悲しいお話ではありません。

自分を追い詰めているのは、案外自分かもしれないと気づかされるお話が多いように思います。

難しいと思われる本もあるかもしれませんが、軽い気持ちで読んでみてはいかがでしょうか?

 

2014年12月27日

written

by aya-2


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