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2015月2月10日更新

日本も導入希望!?スペインの特徴的な文化「シエスタ」とは?

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シエスタがスペインで全土的に行われていると聞きました。具体的にどういう文化なのでしょう?もっと詳しく教えてください!(大学2年生・女性)


日本の「三時のお茶」と同じく、イギリスならば「ティータイム」、スウェーデンなら「フィーカ」といったように、ほっと一息のための午後の時間が設けられている国は多いのではないでしょうか。

午後の一息といえば、たいていはお茶やコーヒーと一緒にお菓子を楽しむ時間なのですが、スペインではどうも様相が違うようです。

そう、「シエスタ」です。

 



 

シエスタとは?



「シエスタ=昼寝」のイメージを持たれている方も多いかもしれませんね。

でも実際には昼寝に限らず、お昼休憩自体をさすことも多いです。

しかも午後1時から午後4時頃までの3時間程度がシエスタ休憩として認められているようです。「ほっと一息」というよりは「しっかり休憩」といえそうです。

日差しの強く、体力が消耗される南ヨーロッパならではの習慣ですね。

シエスタは伝統的に認められてきたため、今でも多くの会社や店舗では、その時間帯が休業となります。

大きなスーパーなどは開いているようですが、スペインを旅行する際には気を付けたいものです。

 

シエスタの効用は?



こんなにのんびりシエスタを楽しんでスペインの人たちはちゃんと働いているのかしら、と思われる方もいるかもしれません。でも、シエスタにはこんなに良いことがあるんです。

 

 サーカディアンリズムに合っている



サーカディアンリズムという言葉を耳にしたことがあるでしょうか。

これは、体内時計に従ったリズムのことです。

シエスタを取る時間帯は、このサーカディアンリズムがちょうど落ち込む時間帯になるそうです。

起床時間や気候などにもよるようですが、一説には、日本人がシエスタをするなら、特に午後3時前後に30分未満というのが良さそうです。

 

健康に良い



サーカディアンリズムに合った行動をすれば、もちろん体にもいいはずですね。

特に日本人は睡眠不足気味の方が多いようですので、それが改善されるだけでも体に良い効果がもたらされそうです。

ギリシャで行われた研究では、1週間におよそ30分の昼寝を三度以上する人は、昼寝をしていない人と比べて心臓に関する病気で死亡するリスクが37パーセントほど低かったとのことです。

中でも、仕事をしている男性にはもっとも効果があるようです。

 

気分がリフレッシュされる



短時間の睡眠により、気分や頭の中をリフレッシュすることができます。

ちょっとした休憩を取ることで、かえって効率よく作業をこなすことが可能になり、また記憶力をよくさせるなど、仕事面にも良い効果が現れそうです。

 

日本のシエスタ



羨ましい!なんて思っていたら、日本でもこのシステムを取り入れた会社がありました。

ITベンチャー企業のヒューゴです。

昼休みが三時間だなんて、羨ましいですね!

岐阜県庁では、節電対策として、希望者がシエスタを取れるのだそうです。

時間単位で年次有給休暇を申請する形式というのが、お役所らしくきっちりしていますね。

また期間は、暑さが厳しい7月から9月の間だけだそうです。

 

 

一方で、EU(ヨーロッパ共同体)に加盟しているスペインでは、隣国との交流がより盛んになることで、シエスタの習慣が衰退しているようです。

心にも体にも良いシエスタですが、さすがに3時間というのは世界的には長すぎるのかもしれません。

時間は短くともより心にも体にも良い形で新しいシエスタが、日本はもちろん世界中に広がっていけばいいですね。

2015年2月10日

written

by soga


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