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2015月2月25日更新

知らずに行くと困る!イギリスの鉄道と日本の鉄道の違い

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イギリスの鉄道と日本の鉄道の違いって何かありますか?教えてください。(大学3年生・女性)




イギリスに旅行に行く場合、移動で鉄道を使うこともあると思います。イギリスは鉄道発祥の国ですから、日本のように路線網が豊富。市内の移動はもちろん、郊外に行くにも鉄道を使えば快適です。

しかし、イギリスの鉄道には日本の鉄道とは違っているところがいくつもあります。その違いを理解しておかないと、現地に着いてから苦労することに…。

ここでは、その違いをいくつかのポイント別にまとめました。

 

1つ目:「種別」が存在しない



日本の鉄道の場合、「普通」や「快速」、「特急」などのように、停車駅の違いなどによって種別が設けられています。しかし、イギリスの鉄道には種別が存在しません。

そのため、同じ区間を走る列車であっても、車両を見ただけでは、各駅停車タイプなのか、主要都市間ノンストップなのか判断ができません。駅の掲示板や時刻表等で、どういう列車なのか事前に確かめておく必要があるのです。

なお、種別が存在しないのは「National Rail」と呼ばれる、イギリス全土に伸びる普通の鉄道での話。ロンドン市営地下鉄は、日本の多くの地下鉄と同じ様に、すべて各駅停車。ですから、やってきた列車に乗り込んでしまって大丈夫です。

 

2つ目:出発ホームが直前までわからない



日本では、各列車の出発ホームは予め決められています。ですから、駅の時刻表や電光掲示を見ればどのホームに行けばいいか一目瞭然ですし、わからなければ、駅員さんが教えてくれます。

しかしイギリスでは、出発ホームが固定されていません。ホームが1つしかない田舎の駅ならまだしも、ロンドン市内のターミナル駅のように、ホームがたくさんある駅では、ホームの変更なんて日常茶飯事なのです。出発10分前になって、やっとホームが発表されるなんてこともあります。

そのためイギリスの鉄道に乗る時は、駅構内の時刻掲示板をこまめにチェックすることが大事。掲示板は随時更新され、出発ホームも決まり次第掲示されます。いつ掲示されるかわからないので、とにかく頻繁に確認しましょう。

 

3つ目:切符の種類が違う



日本の場合は「乗車券」、特急に乗る場合は「特急券」…といった具合に、どの切符が必要なのかは、比較的わかりやすくなっています。また、運賃・料金もすっきりと体系立てられています。

しかしイギリスの場合はちょっと違います。まず、等級(ファーストまたはスタンダード)を選び、さらに、片道か往復かを選んで切符を買うことになります。運賃は時間帯や曜日によって異なっているほか、割引運賃も豊富に設定されています。

そのため、「この切符で大丈夫かな?」と感じてしまうかも知れません。わからなければ、駅の有人窓口で切符を買いましょう。駅員さんが最適な条件で切符を出してくれると思います。

なお、「現地で切符を買うのは面倒」「現地でたくさんの列車に乗る」という方には、「ブリットレイルパス」という、乗り放題パスをお勧めします。これは事前に日本で購入しておくもので、旅行代理店等で扱っています。

詳細はこちらを参照して下さい。
ヨーロッパ鉄道ガイド http://www.railguide.jp/ticket/pass/britrail/

 

その他、こんな細かな違いも



ここまでに、「種別」「ホーム」「切符」の違いについて説明しました。他にも、細かいですがこんな違いがあります。

・日本の駅のトイレは原則無料だが、イギリスの駅は有料のものが多い
・イギリスの鉄道ではペットも普通に列車に乗り込む
・日本では少ないが、イギリスでは車内検札が当たり前
・イギリスでは1両の中に自由席と指定席が混在しているので、注意が必要
(指定席座席には予約票等がついているのでそれで見分ける)
・日本では車内放送で次の駅がわかるが、イギリスでは車内放送がないので現在地把握が必須
・イギリスの車両のドアはほとんどが手動式(ボタンを押すタイプが主流)
・イギリスでは遅延、運休が多いので、乗り継ぎをする場合は時間に余裕を持たせる

慣れるまでは「何だか変だな」と感じてしまうかも知れませんが、「こういうものなのか」と理解してしまえば、特に不便さは感じないと思います。

 

イギリスの鉄道と日本の鉄道の違い、分かりましたか。違いを理解していれば、快適な鉄道の旅ができます。

皆さんが、思い出に残るイギリス鉄道の旅を楽しめますように…。

2015年2月25日

written

by 八百万


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