現在17271個の困ったを解決できます!

2014月12月13日更新

プノンペンで開催!カンボジアの古典舞踊、プラエパカアの楽しみ方

407 views

プノンペンの国立博物館の屋外で行われている伝統アートパフォーマンス、プラエパカア。高い芸術性とストーリー性に富み、チケットがなかなかとれないほどの人気です。カンボジアに行ったら、遺跡やマーケットだけでなく、是非、民俗芸術も味わって下さい。



seyemon


 



プラエパカアとは?



プノンペン国立博物館の屋外で19時より始まる「プラエパカア」。ここでは伝統的な演劇と舞踊、演奏を日替わりで上演しています。中でも演劇(ヤエキ―)は、シェークスピア演劇を思わせる悲劇が多く、言葉は分からなくても細かい表情描写に心がうたれます。民間の芸術団体(Cambodian Living Arts)による、伝統舞踊と演劇の1時間ほどの公演が「プラエパカア」です。


 


夏は金・土のみ上演されます。演目スケジュールは変動的に変わりますので、事前に電話で確認しておいた方が良いです。また、公演30分前から売ることが多いので、早めに着くようにしましょう。


 


プラエパカア Plae Pakaa


住所 : St.13 & St.178(プノンペン国立博物館)


電話 : 023-986032


開演時間 : 19:00-20:00


入場料 : 大人15US$、子供とカンボジア人は6US$


 



カンボジアの古典舞踊とは?



世界無形文化遺産にも登録されたカンボジアの古典舞踊。その古典舞踊の踊り子たちを養成するカンボジア王立芸術大学もあります。プノンペン市内では舞踊鑑賞を企画するホテルやレストランは稀ですので、なかなか観られるチャンスがありません。


 


カンボジア古典舞踊は9世紀から14世紀のアンコール王朝時代に神々と王に捧げる為の儀式の中で踊っていた宮廷舞踊・奉納芸能が始まりと考えられています。14世紀にアンコール王朝が滅びた後も、時代時代の王室の保護を受け、宮廷内で伝承されてきました。


 


この9世紀から続く歴史の流れが、1975年から1979年のポルポト政権の圧政により、たった4年の間に9割もの舞踊関係者の命が奪われてしまったという哀しい過去があります。


 



どのような演目があるの?



 


金曜は伝統舞踊、土曜は演劇を上演することが多いですが、変更が多いので、ホームページで確認して下さい。主な演目は三つあり、一つはクメール人やその他カンボジア少数民族のフォークダンスやアプサラダンスのショーです。


 


アプサラダンスでは美しい踊り子が煌びやかな衣裳や冠をまとい、人々の幸福を祈願し伝統宮廷音楽の伴奏に合わせ舞う「天女の舞」がメインです。アンコール時代に宮廷行事やセレモニーの際に披露された格式あるダンスとされ、アプサラは半神半人であり、天界の踊り子とされる。重心を下におく独特な姿勢に手足の指の反り、滑らかで回るような身体の動き、微妙な緩急を付けるリズム感がこの踊りの特徴です。


 


そして二番目はミュージカルです。分かりやすい話と音楽を楽しむことができます。


 


最後は、演劇です。カンボジア人が誕生から死別までに体験する儀式を民衆舞踊・民族舞踊を通して描いた演劇ショーです。カンボジア人の死生観や人生観がよく表現されています。



seyemon


 




Cambodian Living Artsとは?



Cambodian Living Arts (CLA)は、カンボジア人フルート奏者アン・チョン・ポン氏によって設立された教育を通して、伝統文化保存をめざす団体です。


 


アン・チョン・ポン氏自身は難民としてアメリカに渡り、カンボジアに帰国した際に、彼をポルポト政権の恐怖から救ってくれた音楽の先生を助けようと考え、この組織を設立しました。


 


芸能・芸術教育、奨学金制度、様々なイベントの主催、など様々な方法で伝統文化保存を目指しています。特に貧困層から伝統芸能の継承者を育てることを目的としています。プラエパカアに出演している人もCLA出身者が多いです。


 


 無形世界遺産、そしてクメール人の誇りでもあるカンボジアの古典舞踊をぜひ現地で見て下さい。観光用ではないその躍動感に心を動かされることでしょう。

2014年12月13日

written

by tabisapo


同じカテゴリの記事をもっとみる

ライター

WRITERライター情報

pagetop