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2014月12月17日更新

有名音楽家を多数輩出!ドイツ音楽の特徴と代表作とは

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ドイツは西洋音楽の歴史の中でたくさんの優れた音楽家を輩出しました。


 



バッハから始まるバロック音楽



ドイツ音楽の発展のきっかけとなった作曲家は、ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685~1750)とその一族です。バッハはドイツ中部のアイゼナッハに生まれ、たくさんの鍵盤楽器のための作品と教会のための作品を遺しました。


鍵盤楽器にための作品は、「平均律クラヴィーア曲集」など、現代のピアノを学ぶ人たちにとっても重要な作品となっています。


かれは、教会のカペルマイスターとしてたくさんのミサのための作品を遺しましたが、最後に勤めたライプツィヒの聖トーマス教会では、「マタイ受難曲」などの大作をたくさん遺し、バロック音楽の代表的な作曲家として位置づけられました。


(写真はライプツィヒにある聖トーマス教会前のバッハ像です。 )



Flickerより出典者不詳 


 



古典派の音楽



その後、ドイツの音楽は古典派という作曲様式の時代に入ります。ベートーヴェン、モーツァルト、ハイドンが活躍します。


ベートーヴェン1770~1827)はボンに生まれ、ハイドンに認められ、ウィーンに移り作曲活動をし、最後は難聴に苦しみながら「交響曲第9番合唱付き」を遺しました。


ピアノのためにはたくさんのソナタ、その中で「悲愴」[熱情]「月光」が有名ですし、交響曲では第3番「英雄」、第5番「運命」なども有名です。


 


ベートーベンのボンの生家



by Norman


 


 


オーストリアのザルツブルクで生まれた天才作曲家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756~1791)は、6歳でベルリンの近くポツダムの宮廷で即興演奏をして驚かせ、イタリアまで演奏旅行をしてローマ教皇の前でも演奏したことは有名です。


晩年はウィーンで作曲活動を行いますが、今までイタリア語でしか作られていなかったオペラをドイツ語で作りました。その代表作「魔笛」、「ドンジョヴァンニ」は大変有名です。ウィーンの国立歌劇場ではとても頻繁に演奏されています。


ピアノ曲、弦楽合奏のための作品、交響曲も多数作曲し、最後の作品となった「レクイエム」はショパンの葬儀のとき、パリのマドレーヌ寺院で演奏されました。


 



 ドイツロマン派



ロマン派に入ると、ライプツィヒで活躍するメンデルスゾーン1809~1847)が、バッハのマタイ受難曲を復活演奏したことも有名ですが、彼自身の作品、「バイオリン協奏曲」、ピアノ曲「無言歌集」、「真夏の夜の夢」、一番よく耳にされているのが「結婚行進曲」でしょう。


シューベルト(1797~1828)はウィーンで音楽教師として貧しいながらも、たくさんの歌曲を作曲しました。「冬の旅」「美しい水車小屋の娘」などの連作歌曲や「魔王」、「ばら」などがあります。ピアノ5重奏「ます」も親しみやすいメロディーで有名です。


シューマン(1810~1856)は文学的に作曲しました。「クライスレリアーナ」「子供の情景」は自由な形式のピアノ小品集です。歌曲はハイネの詩を使って作曲をした「詩人の恋」、シャミッソー詩「女の愛と生涯」などがあります。この時代には、交響曲の作曲で有名なブラームスもいました。


 


 メンデルスゾーンの像


by PLADIR  


 


 


ロマン派後期に入って、大きな編成で音楽の響きも、音の規律も今までとは違う方向を求める作曲家が試行錯誤を始めます。


その代表的な作曲家は、やはりドイツの作曲家です。リヒャルト・ヴァーグナー(1813~1883)、彼の作品にひかれパトロンとして支援したのは、バイエルン国王であるルートヴィッヒ2世でした。


ドイツの観光地として一番有名な、あのノイシュバンシュタイン城を建てた国王です。ヴァーグナーのオペラを上演するために特別な歌劇場をバイロイトに作りました。バイロイト祝祭劇場では4夜かかるという「ニーベルングの指輪」や「パルジファル」が上演されました。


今でも、夏にバイロイト音楽祭が開かれヴァーグナーのオペラが上演されます。


  バイロイトの祝祭劇場


by PercyGermany


 


 




まとめ



ドイツは歴史的にさまざまな宮廷を中心に、そこに仕えた音楽家が優れた音楽を作曲することで、フランスやイタリアに比べ、より充実した音楽家と音楽が生まれたといえるでしょう。ドイツ音楽の歴史をたどりながら旅行をするとドイツの素敵な街をたくさん旅することができるでしょう。

2014年12月17日

written

by tabisapo


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