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2014月12月2日更新

歴史香るポーランドの古都クラクフの観光ガイド

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ポーランドの南、マウォポルスキェ県にある都市、クラクフをご紹介します。マウォポルスキェとは、小ポーランドという意味になります。首都・ワルシャワが東京だとすると、クラクフは日本で言う京都のような都市にあたります。


古い建造物が建ち並び、歩いているだけでタイムスリップしたかのような感覚になり、ポーランドの人も1週間では見切れない、クラクフは素晴らしい都市だからもっと長く滞在してもっと色々見た方がいい、と口を揃えておっしゃいました。いつの時代にクラクフは首都だったのでしょうか。調べてみると、11世紀からの約600年間のようです。


クラクフはポーランド文化の中心であり、オーストリアの音楽の都・ウィーンや、チェコの芸術の都・プラハと肩を並べる文化都市でした。クラクフへのアクセスは、ワルシャワから飛行機で約1時間、電車で約3時間です。




世界遺産・クラクフ旧市街




Nico Trinkhaus


クラクフ旧市街の中心にあるのは、ヨーロッパ最大級の中央市場広場です。広場には国民的詩人ミツキェーヴィチの像と聖母マリア聖堂、織物会館・スキエンニツァがあります。聖母マリア大聖堂からは毎日正午になるとラッパの音が聞こえるのですが、そのラッパの音は途中で止まります。


これは、ある日、クラクフがタタール人に襲撃を受け、その時タタールの放った矢が見張り番をしていたラッパ吹きの喉を突き、ラッパが途中で止まったことがあるということに由来します。760年間、ポーランドの人々は、正午に止まるラッパの音で、この物語を思い出すのです。



Kezka Dantza Talde a Eibar


クラクフの人々はタタールを追い払う事に成功しました。タタール退治を成し遂げた彼らは、タタールの格好をして喜んだ、という伝説があります。その伝説に基づいたお祭りがクラクフでは毎年開催されており、ライコニキといいます。



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織物会館・スキエンニツァの中にはお土産屋さんが並びます。可愛いものがたくさんあるので、是非、お気に入りのものを探してみてください。ポーランド特産品の琥珀も沢山売っていました。私は、木箱や木の小物入れを購入しました。木のお盆なども売っていました。



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中央広場から少し歩くと、旧王宮であるヴァヴェル城の見学ができます。王宮博物館の見どころは、謁見(えっけん)の間とタペストリーです。謁見(えっけん)の間は、ポーランドの王が客人と会う場所なのですが、16世紀に作られた頭部彫刻が天井に敷き詰められているので上を見上げてください。


タペストリーは、王がフランスから取り寄せてコレクションしていたもので、一時は350枚以上あったらしいのですが第二次世界大戦で持ち出されたあと140枚が戻ってきたそうです。



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また、ゴシック様式の大聖堂の地下には歴代の王の棺がたくさんあります。おそるおそるのぞいてみてください。棺には、ふたの部分に王や王妃の姿が彫刻されています。クラクフ、という町の名前の由来は、ヴィスワ川にいたドラゴンを退治した靴職人・クラクに由来します。ヴァヴェル城の裏手には竜の洞窟もありますので、是非、お時間がありましたらそちらも見学してみてください。



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また、クラクフには国内最古の大学・ヤギェウォ大学があります。ヨーロッパの中でも高い水準の教育レベルを持っていたヤギェウォ大学では、天文学や数学などの分野がさかんに学ばれ、天文学の父・コペルニクスもクラクフで学んだことで有名です。



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第二次世界大戦下、ポーランドはほぼ全土が戦火にみまわれましたが、クラクフだけは爆撃されることはありませんでした。クラクフの歴史的建造物の素晴らしさに、敵国も価値を見いだしたのでしょう。


 

2014年12月2日

written

by tabisapo


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