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2014月12月16日更新

完成まで632年!ゴシック建築の真髄ケルン大聖堂

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世界文化遺産、観光名所としても有名なケルン大聖堂。
醸しだされる謎の雰囲気にまつわる情報、そしてより一層堪能できるポイントをまとめてご紹介。



photo by edward stojakovic



ケルン大聖堂の簡単なプロフィール



プロフィール



 正式名称は『ザンクト・ペーター・ウント・マリア聖堂』。
 ローマカトリック教会のミサが行われている場所であり、1996年に世界文化遺産に登録されました。



行き方



 ドイツのフランクフルトからDB(ドイツ国鉄)で約1時間。
 またライン川に沿ってゆったり2時間を辿るコースもあります。
 ケルン中央駅(COLOGNE)の駅前にそびえ立つので迷う心配はありません。



料金



 大聖堂の拝観料は無料。ただし一部の塔の見学は有料。



時間・ポイント



 世界的に有名な観光名所でもあるので日中は観光客で混雑します。
 朝一番に訪れるのがポイント。早朝は6時から開いており人も少ない模様。
 (営業時間は季節によって変更します。またミサ時は休業日なので事前のチェックが必要)


 



photo by Frank Kehren


 



完成まで632年もかかったその真相は



 ゴシック様式建築では現在世界最大といわれている建築物であり、まさに圧巻の一言に尽きる様相です。
 現存している形は3代目であり、初代は今から約1600年以上前に建てられていました。



 しかし、火災で一度は焼失し、再建も宗教改革の影響で工事が途絶えたりなど、ここまで出来上がるのに様々な人々の想いや労力が注がれました。



photo by barnyz



よくわかる年表



 400年頃   初代のケルン大聖堂が建てられる。しかし今ほど立派ではなくあくまで原型となったもの。
         当時は正方形の建物で、最古の聖堂として信仰の中心にあった。
 818年    建てなおし・改築工事が行われ2代目が誕生。
 1248年    火災で焼失
 1600年頃   宗教改革でプロテスタントとカトリックの争いが激化。財政難により工事の中断
 1842年   工事再開。ナポレオン戦争の影響で民族的文化、伝統への注目が集まる
 1880年   完成 (632年の月日がかかった)



photo by Robyn Fleming



ゴシック建築の魅力



 一見して繊細で美しい大聖堂。「ゴシック建築」という手法で建てられています。
 日本では馴染みのないゴシック建築とは一体どんなものなのでしょう。



 ゴシック建築の三大特徴



1.尖頭アーチ……半円アーチ



photo by Cyradis


2.飛び梁(フライング・バットレス)……外側から石を支えるために造られたアーチ



photo by Adam Groffman


3.リブ・ヴォールト……アーチを平行に、かまぼこのような形状で押し出した天井様式



photo by Dmitry Shakin



「ゴシック」の由来



 中世ヨーロッパの建築をさす言葉から徐々に広まり、絵画・彫刻・美術全般・当時の哲学神学すべてをさします。
 現在では拡大解釈され、幻想的・超現実的な趣味から音楽やファッションにも使用されています。



 神の領域に近づきたいとの願いから、壁をより一層高くし、それらを安定させるためにこれらの技法が考えられました。また多く光を取り込むために窓は大きく造られています。当時の人々の神に対する願いの結晶ともいえる建築物です。


 




まとめ



 決して日本では見られない理由、それは「神への信仰」だといえます。
 信仰が必要とされた国だからこそ、激動の時代を乗り越えてでも、人々は完成を願いました。



 そんな様々な想いと至高の技術が凝られたケルン大聖堂の魅力は、まだまだ語りきれません。
 そして実際に目にしてこそわかる、時代を超えた力を肌で感じてみてください。


 


 

2014年12月16日

written

by tabisapo


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