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2014月12月30日更新

謎がいっぱい!ミステリアスなロスリン礼拝堂の魅力

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ロスリン礼拝堂(Rosslyn Chapel)は、スコットランドの古都エディンバラの


郊外に、ウィリアム・シンクレア伯爵によって建てられました。


 


世界中から多くの巡礼者が訪れており、小説や映画で大ヒットとなった、


「ダ・ヴィンチ・コード」に登場した場所としても一躍有名になりました。


謎がいっぱいのミステリアスなロスリン礼拝堂をご紹介します。


 



伯爵とテンプル騎士団



テンプル騎士団(Templarii)はフランスの騎士らによって創設された、


三大騎士団の一つです。


 


聖地巡礼者の保護を目的として、十字軍の主力としても活躍しました。


このテンプル騎士団に、ロスリン礼拝堂を建設したウィリアム・シンクレア


(ウィリアム・セント・クレア)伯爵が属していました。


 


そのため、テンプル騎士団のシンボルであるパテ十字(Croix Pattee。赤い十字)などの


彫刻が、ロスリン礼拝堂には施されています。


 


ウィリアム・シンクレア伯爵は城や宮殿などの建築の立案に、


優れた才能を持っていると、当時の人々に評されていました。


 


伯爵はスコットランド全域の石工職人の後援者で、石工をはじめとする


様々なギルドのグランド・マスターに任命されています。


 


礼拝堂の設計や彫刻に関しては、伯爵に決定権があり、下彫りしたものなどを見せて


承認が得られれば、実際に石を切ったり彫ったりするやり方で進められました。


 



ロスリン礼拝堂のミステリアスな魅力-様々な装飾-



ロスリン礼拝堂内部の天井や柱は繊細で美しく装飾されています。


中と外には沢山の台座や天使など、謎のある様々な彫刻があり、それがロスリン礼拝堂の


ミステリアスな魅力の一つになっています。


 


グリーンマン(Green Man)と言うのは植物で覆われていたり、植物で人の顔が


形作られている、ケルト神話の豊穣のシンボルです。


 


他のゴシック建築などでも彫刻にモチーフとして使われていますが、


ロスリン礼拝堂ではグリーンマンが100体以上も彫られています。



iris


 


恐ろしげに見える口を開けた彫刻や、縛られて逆さになった堕天使も居ます。


1330年にムーア人と戦って殉教したロバート・ブルース(スコットランドの国王)の


心臓を抱えている天使の像もあります。



Markus Schroeder


 


この時代に大陸からはまだ伝わってなかった、とうもろこしが彫られていたり、


「7つの大罪」と「7つの美徳」の彫刻の一部が入れ替わっていたりしています。


 


単なる間違いなのか、何か重要なメッセージが隠されているのか、


謎の多い彫刻です。


 




ロスリン礼拝堂のミステリアスな魅力-三本の柱-



礼拝堂の内部には装飾の異なる三本の柱があり、それぞれに


「師匠の柱」「弟子の柱」「一人前の職人の柱」と呼ばれています。


 


このうちの一本で、レースかツタがぐるぐると巻きついたように見える、


美しい装飾の柱が「弟子の柱」です。



Jim Landerkin


 


師匠が海外へ行っている間に柱を作ってみたかった弟子によって彫られ、


あまりの出来栄えに師匠が嫉妬して小槌で弟子を打ち殺しました。


その後、師匠も死刑になったと言う伝説が語り継がれている柱です。


 


 


この他にも、数々の彫刻や地下室があり、ロスリン礼拝堂には


謎も見所も沢山あります。


 


普段、ミステリーに興味のある方もない方も、


謎が多いロスリン礼拝堂の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。


 


 


 


 

2014年12月30日

written

by tabisapo


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