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2014月12月31日更新

トプカプ宮殿でオスマントルコの歴史を感じよう!

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ヨーロッパとアジアを結ぶ架け橋となる大都市イスタンブール。


古代より、重要な都市として繁栄し、東西の文化が入り混じった魅力的な街です。


そんな壮大な地、イスタンブールを象徴する、歴史的にも重要なオスマン・トルコ帝国の歴代のスルタンたちが居住した宮殿「トプカプ宮殿」。


今回は、イスタンブールを訪れたら必ず行ってほしい、見どころたっぷりのトプカプ宮殿内を徹底ガイドします。



宮殿マップ



コスタンチノープルの征服に成功した、メフメト2世により、1462年から建設され、その後370年もの間、26の歴代スルタンが居住した宮殿です。


閑静な、美しく手入れされた庭園(第1庭園)の奥に、2つの尖塔に囲まれた「表敬の門」が宮殿への入り口です。


宮殿内は、いくつもの離れや庭園で構成されています。


まず始めに見えるのは、緑いっぱいの第2庭園。


右手には当時の厨房だったところに、「厨房道具展示室」と「陶磁器展示室」。


左手奥には、オスマン帝国時代、政治の中心となった「会議の間」とディワンの塔、そして隣には歴代スルタンのプライベートな空間「ハレム」への入り口があります。


表敬の門」の正面奥には、教育などが行われていた宮殿内のもう1つのエリアへの入り口、「幸福の門」があります。


門を入ると第3庭園と呼ばれるこの空間には、まず正面に「謁見の館」、「アフメット3世の図書館」、右手に「衣装展示室」、「宝物館」があります。


そして、左手奥には、「聖遺物の間」、「時計展示室」、「細密展示室」です。


最後の庭園、第4庭園はテラス、「バグダードのキョシュキュ(東屋)」そして、レストランがあります。



Nikos Roussos



第2庭園



別名「ディワン(政庁)の広場」と呼ばれ、宮殿内で最も公のスペースでした。


宮殿内でも壮麗な場所の1つ、オスマン帝国時代、宮殿内のすべての人たちへの料理を賄っていた、厨房跡。


現在は、厨房道具展示室、陶磁器展示室となっており、その当時のスルタンから使用人まで、5000人もの調理をしていた巨大な鍋などの調理器具が展示されています。


中国や日本の膨大な数の陶磁器コレクションが展示されているスペースも設けられ、帝国の偉大さを目にすることができます。


庭園の北側には、国政会議が開かれた、大理石を使って装飾された豪華な「会議の間」があります。


隣は、会議中に不審者の侵入を防ぐために監視する、「ディワンの塔」が建てられています。


古代、各国の大使など重要人物がこの「表敬の門」を通り、国政の中心として決め事などを行われていた場所だと想像してみると、感動もひとしおです。



Ricardo



ハレム



名前だけだと、少しいかがわしい場所を想像してしまうかもしれません。


しかし、オスマン・トルコ帝国時代、「ハレム」は、スルタンが家族と過ごせ、身の回りを世話する女官たちを住まわせていた、男子禁制の唯一のプライベートな空間だったのです。


入り口は、第2庭園ディワンの塔の隣、御社の門から。


ハレムの中でのまず見どころは、すべての指揮をとっていたといわれる、「スルタンの母の部屋」。


大理石で作られた、豪華な装飾、シャンデリア、ドーモに当時の最高権力者の姿が映し出されています。


隣にはスルタンの母の浴室、そしてハレムの中で最も豪華な「皇帝の広間」があります。


ハレムに住む女性らと共に、スルタンが宴を開催していた場所。


そして奥には、寵姫たちが生活していた、「寵姫の間」と息子たちの部屋があります。


多いときには1000人もの女性を抱えていたといわれるハレム。


ハレムの壮麗さを目にしながら、スルタンの強大な権力、経済力に驚嘆してしまう空間です。



Ryland Aldrich



第3庭園



第3庭園では、宮殿内での子どもたちへの教育が行われていた場所です。


幸福の門を通り、左手に第3庭園一番の見どころ「宝物館」があります。


歴代スルタンによって集められた宝石の数々は、うっとりと見とれてしまうほどの煌びやかさです。


トプカプの短刀、64カラットという巨大なスプーン職人のダイヤモンド、無数のダイヤモンドが散りばめられた黄金の燭台は必見です。


スルタンが各国の使者を謁見した、大理石で造られた「謁見の間」、これまでの歴代スルタンの衣装が飾られている「衣装展示室」を訪れたあとは、もう1つの見どころ、「聖遺物の間」です。


この間には1517年にスルタン・セリム1世がエジプト遠征より持ち帰ってきた、マホメットの聖遺物が所蔵されています。


歴代スルタンの生活が垣間見える、第3庭園。


歴史的にも、ここでしか見ることができない貴重なものたちが満載です。



Farrukh




第4庭園



最後の庭園、第4庭園は丘の頂上に位置し、自然の中に優雅で贅沢な空間を提供してくれます。


中には、マルマラ海が一望できるテラスが。


そして、ムラト1世がバグダード征服を記念して建てた、「バグダードのキシュキシュ(東屋)」があり、イスラム装飾の見事さに目を奪われます。


テラス横にあるレストランで、歴代スルタンも眺めていたであろう景色を眺めながら、食事やカフェを堪能するのも素敵です。



Fred Murphy


 


オスマン帝国繁栄の時代を、直接肌で感じられる場所「トプカプ宮殿」。


時間をかけてじっくりと、帝国時代の生活を見学することをおすすめします。


その荘厳さと美しさに、感動すること間違いなしです。

2014年12月31日

written

by tabisapo


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