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2015月2月8日更新

「レンソイス・マラニャンセス国立公園」白砂漠と青い湖のコントラストが美しい。

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「レンソイス・マラニャンセス国立公園」は、ブラジルの北東部大西洋岸にある


マラニャン州というところにある、広大な砂丘と、この砂丘を主体とするブラジルの


国立公園です。



Sylvain Bourdos


真っ白な大砂丘が広がり、雨季の間(1月から6月)にだけ、砂丘の至るところに無数のエメラルド色に輝く湖が現れます。


 



白さの理由



「レンソイス」というのは、ポルトガル語で「シーツ」という意味です。


洗いたての真っ白なシーツのような砂丘が広がっています。


この一帯の砂丘が白いのは、石英という白い鉱物が多く含まれており、それが太陽に


反射して白く見えるのです。


遠く100kmほど南に流れる、パラナイーバ川が上流から河口へ運ぶ土や泥には石英が含まれており、数万年の年月をかけて大西洋の沿岸流により国立公園の海岸へと


流されていきます。


この間に、石英以外の混入物は砕け散り海水に混じりますが、石英は砕かれずに残り、


海岸に打ち上げられた石英だけが風速90メートル以上の強風で国立公園まで吹き飛ばされ、


砂丘に積もったのです。


これが長い年月繰り返され、現在の姿になったといわれています。


 



雨季(1月から6月)



半年ごとの雨季には(1月から6月)、その期間だけ無数の湖が出現します。


これは、石英の層の下にある地下水が雨によって水位が増し、


砂丘の谷間に湧き出るからです。


砂丘の間に湖が出現すると、そこには魚も現れますが、どのように発生し、乾季の間は


どうしているのかなど、まだ明らかにされていません。


この期間限定の湖では、人が水遊びをすることもできます。


そのため、この時期に訪れる観光客の中には水着を持参して行く人もいるそうです。


 



乾季



この辺り一帯の気温は35度以上と高いので、湖のベストシーズンは7月から9月頃


限られます。


その後、乾季には水は干上がってしまいます。



Celine Massa


湖にいた魚たちは、水が干上がりなくなると姿を消してしまいます。


レンソイスの不思議のひとつです。


 





レンソイス・マラニャンセス国立公園にいちばん近い街は、バヘリーニャスという、


人口約2万人の小さな街です。


バヘリーニャスには観光客向けのホテルやロッジ、飲食店などがあるので、


ここがレンソイス・マラニャンセス国立公園の観光拠点となります。


ここバヘリーニャスからレンソイス・マラニャンセス国立公園までは、


大型四輪駆動車で約1時間、観光ツアーは午前と午後に出ています。


 




食事



バヘリーニャスの街に滞在できたら、ぜひ食事も楽しんでください。


オススメは名物のシュラスコです。



João Schmidt


シュラスコというのは、鉄串に牛肉や豚肉、鶏肉などを刺し、岩塩をふって


炭火でじっくり焼いた、ブラジルをはじめとする南アメリカの肉料理です。


 


「レンソイス・マラニャンセス国立公園」は、このようにとても長い年月をかけてできた


神秘的な砂丘です。


魚がどのようにして現われ、どのようにして姿を消すのか謎ですが、


この地区には新種のカメやカエルが生息し、乾季の間は自ら掘った穴で


生活していることが明らかになったそうです。


湖の現れる時期の砂丘、乾季の真っ白な広大な砂丘、どちらも美しく、見るものを


魅了します。


夕陽で色づいた砂丘もまた圧巻です。


ぜひ、訪れてみてください。

2015年2月8日

written

by tabisapo


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