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2015月7月6日更新

社会人になる前に知っておきたいレストランでの基本マナーまとめ

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春から就職ですが、食事中のマナーが不安です…(大学4年生・男性)


毎日のことである食事も、いざテーブルマナーとなると自信がない方も多いかもしれません。

社会人になる前に覚えておきたい、レストランでの基本的なマナーをまとめて紹介します。

 

装いのマナー



香水や整髪料などの強い香りはマナー違反。せっかくの料理やお酒の香りを邪魔しないように。

高級店の中にはドレスコードのある店も。不安な場合は予約時に問い合わせましょう。

 

食事の前に



席に着いたら、中座は基本的にNG(勿論、体調不良や、何らかの緊急時はこの限りではありません)。

お手洗いや身だしなみを整えるのは、食卓に着く前に済ませましょう。

携帯電話は電源を切るか、マナーモードに設定を忘れずに。

 

共通のマナー



相手から勧められない限り、主賓や主席より先に料理に手をつけないこと。

会食の相手とある程度、食べる早さを合わせることは、どんな料理であっても共通です。

一口で食べられない大きなものを、切ったりちぎったりせずに直接かじりつくこと、食器同士をぶつけて音を立てたり、音を立てて食べることは、一部例外を除いて、どんな料理でもNG。

 

洋食



フレンチのコース

洋食のテーブルマナーには、慣れないと戸惑うことが多いかもしれません。

食事自体のマナーは先述の通り、音を立てないこと(スープやワインをすすらないように)と、直接かじりつかないこと(とくにパンは注意、ちぎって食べましょう)の2点を覚えておけば大丈夫ですが、食器等の扱いには注意しましょう。

原則、カトラリーとグラス以外の食器は持ち上げてはいけません(持ち手付きのスープカップは持ち上げてOK)。

ナプキンを広げるタイミングは決まっていません。

が、大抵は、注文を終える、主賓・主席が席に着く、食前酒が出る、いずれかのタイミングで広げて膝に。

折り方は二つ折りが基本ですが、厳密な決まりはなく、完全に広げても、違う折り方をしても大丈夫です。

ナプキンは指先や口元をぬぐうためのもの。膝においたときに見えない内側を使いましょう。

自分のハンカチやティッシュを使うのはマナー違反です。

グラスは脚の細い部分を持つこと。乾杯でもグラスをぶつけてはいけません。

ワインボトルがテーブルにあっても、お酌、手酌は厳禁です。

ワインを給仕してもらうときは、グラスを持ち上げないこと。

カトラリー(フォーク、ナイフ、スプーン)は注文したメニューに沿ってテーブルに用意されます。

並べられた外側から使っていけばOK。

フォークとナイフを使って食べるものについては「切りながら食べる」こと。

一度刺したフォークを抜かずに済むように、料理の左端から切って食べましょう。

食事の途中でカトラリーを置きたいときは「ハ」の形に(両手に持っていた形のまま)、食べ終えたときはナイフとフォークを揃え、横向きに皿に置きましょう。

時計の針が3時15分を指しているようなイメージです。このとき、ナイフは刃が内側を、フォークは背が下を向くようにしてください。

食事を終えて席を立つときは、ナプキンをテーブルの上に置きましょう。

また、やむをえず中座する場合は、椅子の上に置いていくこと。

どちらの場合も、綺麗にたたむ必要はありません。

とくに食事を終えたときにナプキンを綺麗にたたむと「料理がまずかった」というサインになってしまいます。軽くたたむ程度にしましょう。

 

和食



おせち料理

本格的な茶席などではかなり厳密な作法がありますが、和食の場合、一般的に「行儀が悪い」とされることを避ければ、ほとんどの場合、大丈夫です。

それでも、ついやってしまいがちなこと、戸惑いがちなことは、改めて注意しておきましょう。

箸の扱いに注意。嫌い箸と呼ばれる箸に関するマナー違反はあらかじめチェックして、自分のクセになっているものがないか、確かめておくことをお薦めします。

茶碗などを持ち上げるときは一度、箸を置きましょう。

両手で器を持ち上げた後、改めて箸を取るのがマナーです。

その際は、器を持った手の人差し指と中指で箸を挟み、正しい持ち方に持ち替えましょう。

椀などの蓋を取るときは、左手で器を押さえ、右手で手前からくるりと回すように開けましょう(こうすると、蓋の内側についた水滴が椀の中に落ちます)。

開けた蓋は返して右側に置きます。手で持てない大きな椀などでは、蓋を受け皿にしても大丈夫です。

食べ終えたら、元通りに蓋をしましょう。

手を皿にしてはいけません。

こぼれやすいものなどを口に運ぶとき、掌で受け皿を作っている人を見かけますが、これはマナー違反。

和食の場合、掌サイズの食器は持ち上げて大丈夫です。器を持って食べましょう。

箸を置くときは箸置きに戻しましょう。箸置きがなく箸袋がある場合は、箸袋を結んで箸置きにして大丈夫です。

どちらもなく、縁のある膳での提供の場合は、使った部分がかからないように、膳の左縁にかけましょう。

食事を終えたときは、それぞれ箸置きに戻す、箸袋に戻す(結んだ箸袋の結び目に使った箸先を入れる)、膳に直置きするのがマナーです。

和食の場合、お酒は「差しつ差されつ」が基本です。

自分が頂く場合はグラスやおちょこを持って注いでもらい、相手のグラスが空いたらこちらからお酒を注ぐようにしましょう。

ただし、相手が遠慮する場合には、無理に勧めてはいけません。また、手酌はマナー違反です。

 

中華



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大皿を取り分けるのが中華料理の特徴。

和食と同じように箸での食事ですが、食器等の扱いなどは違う部分もあります。チェックしましょう。

すべては「全員に行き渡ってから」。ナプキンを広げるタイミングも、全員が席に着き、主賓や主席の挨拶が終わってから。

取り分けた料理を食べ始めるのも、全員に料理が行き渡ってからです。

茶器とご飯の椀は手に持っても問題ありませんが、小皿、取り皿、スープ椀などはテーブルに置いたまま食べるのがマナーです。

料理は主賓あるいは主席から取り分けます。回転テーブルを回す方向は時計回り。

このとき、他人の分まで取り分けてはいけません。また、立ち上がって取り分けるのもNGです。どちらも、中華ではマナー違反にあたります。

取った料理は、必ず食べきること。

取り皿は料理ごとに取り替えて構いません。使い終えたお皿は、重ねて邪魔にならないところに置いておきましょう。

回転テーブルには、共有するものだけをのせましょう。

調味料、サーバー、お茶の急須などは必ず回転テーブルに戻すこと。

共有するものを戻さずに手元に置いておくのはマナー違反です。

逆に、使用済みの取り皿などは、絶対に乗せてはいけません。また、ビール瓶などの倒れやすいものも、基本的には乗せないようにしましょう。

全員に行き渡って料理が残っていた場合は、遠慮なくおかわりして構いません。

ただし、同じものばかり独り占めしないこと。また、このときは回転テーブルを逆に回しても構いません。

中華の場合、隣席の人にお酌をしても大丈夫。

料理と共に供される中国茶も、おかわり自由です。

お茶の急須が空いたら、蓋を少しずらしておくと、お湯を足してもらえます。

 

マナーには意味がある



テーブルマナーは、一緒に食事をする相手に、不愉快な思いをさせないための約束事です。

それがわかっていれば、覚えるのはそれほど難しくないはず。基本を押さえて、素敵な料理と食事の時間を楽しみましょう。

2015年7月6日

written

by かずえ詠香


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