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2015月2月24日更新

リベラルアーツって何?国際系学部で得られる「自由自在」な学び

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最近よく耳にするのですが、リベラルアーツって何ですか?(大学1年生・男性)


失言した男性

リベラルアーツって?



最近では、リベラルアーツという教育が注目されていますがご存知ですか。

普段では、あまり聞きなれていない言葉ですね。

では始めに、「リベラルアーツ」とは何かを調べてみましょう。

時代を溯ること、古代ローマ時代までもどります。

その時代に考え出された教育手法で、「奴隷ではない、自由に生きるための教養を養う」という理念から生まれました。

言い方を変えると「型にとらわれず、自由な発想のもとで教養を広げ、生きるために幅広く知識を会得する教育」ということになります。

考えられた当時は、身分の格差が激しく奴隷制度が残る時代です。

そんな時代ですから、「自由」と言う言葉や考えは特別なものだったのでしょう。

現代社会では想像もできない時代だったということですね。

そんな時代に「自由7教」として広まり、言語に関わるとして、

「文法」・「修辞」・「論理」と、計算に関わる、「算数」・「幾何」・「天文」・「音楽」から「7教」と呼ばれていました。

 

現在のリベラルアーツ



現在でも、この教育法は海外で広く取り入れられ、特にアメリカ、カナダでは力を注がれています。

日本の大学でもリベラルアーツが見直され、取り入れられる傾向になってきていますが、まだまだ採用している大学の数が少ないのが現状です。

また、各大学のリベラルアーツに対する考え方や方針も、微妙に違うのが少し気になるところでもありますが・・・。

 

アメリカの大学事情



皆さんは、アメリカの大学と日本の大学の違いはと聞かれて、どのようなことを思いつきますか?

私の思いつくことは、アメリカの大学は、そのほとんどが4年間教養教育になること。

その後、専門教育を希望する人は、その上の大学院に進路を選択することになります。

これはアメリカの教育に対する考え方の表れだと思います。

まず、大学4年間までを教養教育に専念することで、人間形成を樹立させることを重視し、その後は大学院などで専門教育に専念することが出来ることになります。

 

日本の大学事情



次に日本の大学の特徴ですが、そのほとんどが1年生から2年生までは一般教養課程を学び、3年生から4年生までが専門課程を学ぶということです。

さらに、もうひとつ付け加えるならば、入学前に専門分野を決めなければならないというのが大きな違いであると思うのです。

皆さんも志望大学を選ぶときには、将来の希望とする専門学科を第一に考えることだと思いますが、中には就学中に専門を変えたいと思う方もいるのではないでしょうか。

 

■(再考)リベラルアーツって?



ここでリベラルアーツの考えに戻ってみましょう。

奴隷制度が残っていた大昔に考え出された教育法が、なぜ現代社会の今になって改めて見直されてきているのか、ちょっと不思議ですよね。では私が、その疑問にお答えしましょう。

「生きるための広い知識を習得する。」という考えに合わせてみると、教養課程をより広く・深く学ぶことで、応用力が増加して他分野にかけて知識が生きるようになるということに繋がります。

さらに大きな言葉を使うのであれば、「広く、大きな知識を持って世界に羽ばたいていくための教育手法」と言えます。

即ち、リベラルアーツ教育法とは、大学4年間を教養教育だけに集中しての教育方法ということなのです。

更にもうひとつ付け加えてみると、企業側もリベラルアーツを注目している傾向になってきたということです。

皆さんの身近に、やたらとウンチクに詳しい人がいませんか?物知りとして人気があると思いますが、いかがでしょうか。

このことは社会でも同じで、企業は情報(知識)を多く持っている人材には注目を注ぎ、必要としているからです。

それは「広い教養で、他分野との協調性が可能」という考えからです。

備わった応用力で、広い知識を持って専門分野に柔軟に対応できると考えられているからでしょう。

今までは、その国々の考えに沿った教育を行っていましたが、世界経済の発展から他国への営業拡大が主流になってきました。そのために他国に適用できる人材が必要になってきているのが実情です。

これこそが、リベラルアーツ教育がその注目を注がれている理由なのです。

 

■リベラルアーツのデメリット?



ここまでメリットを書いてきましたが、デメリットは無いのでしょうか。

先にリベラルアーツが教養教育を主体にした教育ということはお伝えしましたが、一般教養には広い知識を得られるが、専門分野の知識が薄いというのがデメリットといえるでしょう。

アメリカでは、そのほとんどが、初めから大学院を視野に入れて大学に進みます。

しかし、現在の日本ではその選択肢が定着していないのが実情なのです。日本でも専門知識を優遇している企業が多いので、大学卒業後の進路を見据えた選択が必要になります。

 

■まとめ



日本国内でのリベラルアーツを取り入れている大学は、大きく二つに分かれているのはご存知ですか。

教養教育のリベラルアーツを行っている大学と「理系」と「文系」が融合して、文理融合リベラルアーツ教育の大学です。それぞれにも学部が多彩にあるので、選考の際には「リベラルアーツの大学」ではなく、「希望する専攻学部のリベラルアーツ」と考えるとよいでしょう。

2015年2月24日

written

by ut-heartful


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