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2016月10月14日更新

英語って通じるの?香港旅行にまつわる言語事情

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香港に旅行に行くことになりました。
友達によるとかなり英語が通じるということでしたが、本当でしょうか?(大学3年生・男性)

国際都市・香港ならではの事情



skyseeker






香港は1997年にイギリスから中国に返還されており、現在は中国の特別行政区となっております。


中国になってしまったので、国として公な公用語は?となりますと、やはり中国普通語なのですが、香港の都市内で話されてる一般的な言語は中国広東省の方言である“広東語"です。 






方言と言いましても、日本の標準語と関西弁のような違い?と思われるかもしれませんが、正直、中国本土の普通語(北京語とも呼びます)と広東語は英語とフランス語ぐらい大差がございます。




例えば、みなさん良く知る中国語の1つに例えますと、こんにちは!の您好(ニイハオ)ですが、広東語ですと、你好!(ネイホウ)となります。






文法、用法も本土の普通語とはまったく違います。


ですので、香港で生まれて育った生粋の香港人が中国本土に旅行に行って、仮に彼が普通語の教育を受けておらず、広東語しか話せない場合は「同じ中国人同士なのに言葉が通じない」ということが起きたりします。






日本国内では方言ありましても、お互いが「通じない」なんてことはありませんから。(稀に日本でも沖縄などで、沖縄方言しか話せない年配の方だったりしますと何言ってるかかわからなんてことはあったりしますが、、)













英語が通じるって本当?




それでは香港に旅行に行こうとプランを練っておられる貴方。


「じゃあ、香港って広東語わからないと行動しにくいの?」という事かというとそんな事はまったくありませんのでご心配なく。 






ご存じのように香港は1997年にイギリスから中国に返還された背景から元はイギリスの統治下にありましたので、それまでは一般的な学校教育では英語が必須でしたし、97年以前の香港は英語も公用語だったわけです。




従いまして、よっぽど超ローカルエリアに行くことがなければ、香港は他のアジアの国に比べると英語が通じる通用度はかなり高いです。 実際に私も香港の30~40代の友人とは常に英語で話します。






個人個人によって英語の上手い下手はありますが、日本でいうところの高校以上の教育を受けている人であれば、英語が全く話せないなんて事はありません。




「そんなこといったら日本人も高校まで学校で英語教育やってるけど、日本では英語話せないひとのほうが多いじゃない?」という質問が返ってきそうですが、香港に在住してるのは広東系中国人だけでなく、海外からさまざまな人が移住して海外資本が入って成り立ってる国際都市なので、香港のローカルの人々は幼いころから外国人が日常的にそのへんにいる環境で生きております。






街中を歩く、どこかの職場で働くという場面でも英語を使う羽目になる機会の多さは日本の比ではありません。それゆえ、まず香港の市内を歩いてて、貴方がフラっとどこかに入っても、"英語がまったく解らない方"に遭遇する機会のほうが少ないと言えるでしょう。










日本で習う中国語は通じる?




もし、昨今の中国語学習ブームで、中国普通語の基礎会話程度なら話せるという方もご安心ください。


香港街中での普通語(中国語)の通用度はかなり上がってます。  






ちなみに私は、97年返還前の香港も訪れた事はございますが、その返還当時前後は香港で普通語ってほとんど話せる人はおらず、街での通用度もかなり低かったのですが、返還後約15年以上も経過した現在は普通語も香港街中でもかなり通じるようになりました。




「なぜ、急に普通語がそんなに通じるようになったのか?」という背景はさまざまな理由がありますが、メインの理由は学校教育で普通語を教える学校も増えたこと、中国に返還されたことで、中国本土からの労働者、移住者がどっと香港に押し寄せ、その人口だけでもかなりの人数にのぼってる事、中国本土からの富裕層の旅行者が増えたため、などで普通語を理解してないと様々な面で支障が起き始め、普通語をマスターする人が香港地元民の中にも急速に増え始めたことなどが挙げられます。






それと元々、彼らは広東語をベースにしていますから、普通語を覚えるスピードは他の外国人が覚えるスピードより数段早いです。 そういったことから、もし、あなたが中国普通語をせっかく学習した成果を生かされたい場合でも香港ではある程度は活躍します。








せっかくの香港旅行ですから、片言の広東語を事前にハンドブックなどで勉強し、使ってみるのも楽しいです。


フリープランの香港旅行に行かれ、最悪、英語も中国語も話が通じない…という場面に遭遇されましたら、応急処置は"漢字による筆談"です。少なくともこちらの言いたい事はわかってくれますよ!

2016年10月14日

written

by tabisapo


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